NO. 708
坂名:山王切通坂
住所:東京都千代田区永田町
今回は千代田区永田町にある山王切通坂について取り上げてみたいと思います。
場所は東京メトロ・溜池山王駅からすぐのところにある日枝神社と東京都立日比谷高等学校の間を通っている坂道です。
前回取り上げた新坂【NO.707】からなら南に徒歩2分ほどのところです。

写真1
写真1左側には日枝神社の駐車場があるという立地具合で、遠くには新坂【NO.707】でも取り上げたプルデンシャルタワーもどどんと見えていました。(写真1)
プルデンシャルタワーといえば、今回調べていて知ったんですけど、あのホテルニュージャパンがあった場所にできた高層ビルだったんですね。
あと坂道的には上って再び下るという形をしていて、ここから左にぐんぐんとカーブしながら上り、地図的視点で見れば半円状の形をしているというなかなか珍しい形状の坂道だったりします。

写真2
中腹あたりから写真1側(東側)の坂下方向を見てみたものです。(写真2)
都心とは思えないほど周りには建物も見えなくて、切り通しになっていました。

写真3
写真2の背後の様子です。(写真3)
ここからまた下っているという形でした。
ここも雰囲気はかなりよかったですね。
なお坂名については、現地に由来などが書かれた坂の碑などはありませんでしたが、「今昔東京の坂」という書籍で取り上げられていて、「新撰東京名所図会」に坂道名の記載があるとのことが書かれてありました。

写真4
もうひとつの坂下あたりと様子です。(写真4)
写真4左側を外堀通りが走っているという立地具合でした。
ここはカーブ具合もあいまって、場所ごとにいろんな雰囲気の坂道風景が楽しめましたね。

写真5
写真4では見えてなかったですけど、外堀通りと坂道の間には日枝神社の鳥居がありました。(写真5)
そういう意味では、山王切通坂と日枝神社はなにげに関係あるのかもしれないですけど、なければないで、これまた鳥居との位置関係を見てもなかなか興味深いつくりをしているので、それらについてはまたそのうちわかり次第取り上げてみたいですね。
ちなみに山王切通坂は、 今昔マップで古地図も見てみると、掲載されている一番古い明治42年の地図にも今と同じ場所に記載がありますが、どうやら明治以降にできた坂道という説が有力のようですよ。
ということで、今回はこんな感じです。
地図:東京都千代田区永田町
関連リンク:
坂名:山王切通坂
住所:東京都千代田区永田町
今回は千代田区永田町にある山王切通坂について取り上げてみたいと思います。
場所は東京メトロ・溜池山王駅からすぐのところにある日枝神社と東京都立日比谷高等学校の間を通っている坂道です。
前回取り上げた新坂【NO.707】からなら南に徒歩2分ほどのところです。
[坂下あたり]

写真1
写真1左側には日枝神社の駐車場があるという立地具合で、遠くには新坂【NO.707】でも取り上げたプルデンシャルタワーもどどんと見えていました。(写真1)
プルデンシャルタワーといえば、今回調べていて知ったんですけど、あのホテルニュージャパンがあった場所にできた高層ビルだったんですね。
あと坂道的には上って再び下るという形をしていて、ここから左にぐんぐんとカーブしながら上り、地図的視点で見れば半円状の形をしているというなかなか珍しい形状の坂道だったりします。
[中腹あたりの様子と坂名について]

写真2
中腹あたりから写真1側(東側)の坂下方向を見てみたものです。(写真2)
都心とは思えないほど周りには建物も見えなくて、切り通しになっていました。

写真3
写真2の背後の様子です。(写真3)
ここからまた下っているという形でした。
ここも雰囲気はかなりよかったですね。
なお坂名については、現地に由来などが書かれた坂の碑などはありませんでしたが、「今昔東京の坂」という書籍で取り上げられていて、「新撰東京名所図会」に坂道名の記載があるとのことが書かれてありました。
[もうひとつの坂下あたりの様子]

写真4
もうひとつの坂下あたりと様子です。(写真4)
写真4左側を外堀通りが走っているという立地具合でした。
ここはカーブ具合もあいまって、場所ごとにいろんな雰囲気の坂道風景が楽しめましたね。

写真5
写真4では見えてなかったですけど、外堀通りと坂道の間には日枝神社の鳥居がありました。(写真5)
そういう意味では、山王切通坂と日枝神社はなにげに関係あるのかもしれないですけど、なければないで、これまた鳥居との位置関係を見てもなかなか興味深いつくりをしているので、それらについてはまたそのうちわかり次第取り上げてみたいですね。
ちなみに山王切通坂は、 今昔マップで古地図も見てみると、掲載されている一番古い明治42年の地図にも今と同じ場所に記載がありますが、どうやら明治以降にできた坂道という説が有力のようですよ。
ということで、今回はこんな感じです。
地図:東京都千代田区永田町
関連リンク: