NO. 687
坂名:おらんだ坂
住所:兵庫県神戸市中央区北野町
今回は神戸市中央区北野町にある「おらんだ坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は、北野異人館街にあるウィーン・オーストリアの家に隣接している坂道です。
三宮駅から北西に徒歩12分くらいのところにあります。
前に取り上げた天神坂【NO.683】からなら東へ徒歩1分ほどのところでした。

写真1
まずは坂上あたりの様子です。(写真1)
かなり道幅の狭い坂道でした。
車も通れないくらいでしたね。
坂名については、かつて坂の途中にあった「本家オランダ館」に由来しているとのこと。
ちなみにこの坂道は、以前にみちくさ学会の記事ですでに取り上げているんですけど、ちょうど記事で取り上げた2010年頃に「本家オランダ館」は閉館したようです。

写真2
写真1右側には異人館の「ウィーン・オーストリアの家」が隣接していて、ちょうどそのあたりから景色がぬけているという具合で、海も遠くに見えましたね。(写真2)
あと異人館といえば、写真1右後方には「うろこの家(旧ハリヤー邸)」もありました。
ここも「ウィーン・オーストリアの家」同様見学できますね。

写真3
すこし下り、坂上方向を見てみたものです。(写真3)
写真3左上には「ウィーン・オーストリアの家」が見えているんですけど、そのあたりの傾斜がかなり急でしたね。
いちおう傾斜具合をスマホの角度傾斜計アプリで測ってみると、33.4%(18.5°)というけっこうな傾斜具合を示す数値がでました。

画像
これは、2010年にこのあたりを歩いたときに参考にしたガイドマップの絵図です。
このころは、まだGoogleマップなんかのネット地図を携帯でみるのはまだまだ実用的でなかったので、紙地図を参考に歩いていたんですよね。
ちなみに、この紙地図には坂名の由来にもなったかつての「本家オランダ館」の位置も書かれてありますよね。
なおその向かいには「香りの家オランダ館(旧ヴォルヒン邸)」の記載がありますが、今回の坂道とは接してはいないようでしたね。
(ただし「ウィーン・オーストリアの家」の抜け道から行けるようでしたけど。)

写真4
さらに下ったあたりからは遠くに神戸ポートタワーが見えるポイントがありました。(写真4)
ただしこれは望遠レンズで撮っているので、肉眼でみるともうすこし小さく見えるかも。

写真5
最後は坂下あたりの様子です。(写真5)
ここは坂上から坂下までこんな具合の道幅でしたね。
そういう意味でここは歩いてみるとわかるとおり、中腹あたりから坂下までの隣接している建物の荒具合がすごいんですけど、これはこの道幅の狭さに関係しているのかもしれないですね。
地図で見たところでは、この坂道に隣接している建物は、この坂道だけにしか隣接していない土地形状なので、防災の観点からみても建替えができず、そのため新しく買う人も現れずといったことが続いて今にいたっているのかもなあとふと思ったりもしたんですが、実際のところはどうなんでしょうね。
ということで、今回はこんな感じです。
地図:兵庫県神戸市中央区北野町
関連リンク:
坂名:おらんだ坂
住所:兵庫県神戸市中央区北野町
今回は神戸市中央区北野町にある「おらんだ坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は、北野異人館街にあるウィーン・オーストリアの家に隣接している坂道です。
三宮駅から北西に徒歩12分くらいのところにあります。
前に取り上げた天神坂【NO.683】からなら東へ徒歩1分ほどのところでした。
[坂上あたりの様子と坂名について]

写真1
まずは坂上あたりの様子です。(写真1)
かなり道幅の狭い坂道でした。
車も通れないくらいでしたね。
坂名については、かつて坂の途中にあった「本家オランダ館」に由来しているとのこと。
ちなみにこの坂道は、以前にみちくさ学会の記事ですでに取り上げているんですけど、ちょうど記事で取り上げた2010年頃に「本家オランダ館」は閉館したようです。

写真2
写真1右側には異人館の「ウィーン・オーストリアの家」が隣接していて、ちょうどそのあたりから景色がぬけているという具合で、海も遠くに見えましたね。(写真2)
あと異人館といえば、写真1右後方には「うろこの家(旧ハリヤー邸)」もありました。
ここも「ウィーン・オーストリアの家」同様見学できますね。
[中腹あたりの様子]

写真3
すこし下り、坂上方向を見てみたものです。(写真3)
写真3左上には「ウィーン・オーストリアの家」が見えているんですけど、そのあたりの傾斜がかなり急でしたね。
いちおう傾斜具合をスマホの角度傾斜計アプリで測ってみると、33.4%(18.5°)というけっこうな傾斜具合を示す数値がでました。

画像
これは、2010年にこのあたりを歩いたときに参考にしたガイドマップの絵図です。
このころは、まだGoogleマップなんかのネット地図を携帯でみるのはまだまだ実用的でなかったので、紙地図を参考に歩いていたんですよね。
ちなみに、この紙地図には坂名の由来にもなったかつての「本家オランダ館」の位置も書かれてありますよね。
なおその向かいには「香りの家オランダ館(旧ヴォルヒン邸)」の記載がありますが、今回の坂道とは接してはいないようでしたね。
(ただし「ウィーン・オーストリアの家」の抜け道から行けるようでしたけど。)

写真4
さらに下ったあたりからは遠くに神戸ポートタワーが見えるポイントがありました。(写真4)
ただしこれは望遠レンズで撮っているので、肉眼でみるともうすこし小さく見えるかも。
[坂下あたりの様子]

写真5
最後は坂下あたりの様子です。(写真5)
ここは坂上から坂下までこんな具合の道幅でしたね。
そういう意味でここは歩いてみるとわかるとおり、中腹あたりから坂下までの隣接している建物の荒具合がすごいんですけど、これはこの道幅の狭さに関係しているのかもしれないですね。
地図で見たところでは、この坂道に隣接している建物は、この坂道だけにしか隣接していない土地形状なので、防災の観点からみても建替えができず、そのため新しく買う人も現れずといったことが続いて今にいたっているのかもなあとふと思ったりもしたんですが、実際のところはどうなんでしょうね。
ということで、今回はこんな感じです。
地図:兵庫県神戸市中央区北野町
関連リンク: