NO. 684
坂名:トーマス坂
住所:兵庫県神戸市中央区北野町
今回は、神戸市の中央区北野町にあるトーマス坂について取り上げてみたいと思います。
場所は、北野異人館街にあり、三宮駅からなら北西に徒歩11分くらいのところにあります。
前回取り上げた天神坂【NO.683】からなら、坂上から徒歩1分くらいのところにありますね。

写真1
まずは坂上あたりの様子です。(写真1)
すぐ背後に風見鶏の館があるという立地具合で、この坂道は三宮駅方面から向かうなら、メインの道路にもなるため、坂道沿いには洋風な土産物店や飲食店が立ち並んでいて、独特な雰囲気でしたね。
というかTHE観光地の道とも言うべきか。
坂名については、現地の観光案内看板に記載がありました。
ただ看板にあった坂道の場所は抽象的な示し方をしているので、今回は看板の表記を拡大解釈してGoogleマップにも表記がある場所を取り上げてみました。
なお由来については、坂上にある風見鶏の館(旧トーマス住宅)に由来しているという説が有力ですね。

写真2
こちらが風見鶏の館(旧トーマス住宅)です。(写真2)
北野異人館街といえばという建物で、現在は国の重要文化財に指定されていますね。
風見鶏の館(旧トーマス住宅)については、神戸市のHPに説明があったので、一部抜粋させていただくとですね、
『この館はかつて神戸に住んでいたドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏(Gottffried.Thomas)が自邸として建てた建物です。北野町・山本通地区に現存する洋風建築物の中で、煉瓦壁の建物としては唯一のもので、色鮮やかな煉瓦の色調、石積みの玄関ポーチ、2階部分のハーフ・ティンバー(木骨構造)など、他の洋風建築物と異なった重厚な雰囲気をもっています。』
とのこと。
なおこの建物は設計者の情報も残っていて、それによればゲオルグ・デ・ラランデ(Georg de Lalande)というドイツ人建築家だそうです。

写真3
中腹あたりから坂上方向を見てみたものです。(写真3)
崖地感がすごかったですね。
またこのあたりから傾斜が緩やかになり、それと合わせるように舗装がさらに洒落た感じになっていました。

写真4
坂下あたりの様子です。(写真4)
中腹すぐ下あたりから坂下方向を見たものともいえますかね。
結局ここは坂上から坂下までしゃれた舗装がなされ電柱電線がない坂道でした。
ちなみに、最初でも触れた現地の観光案内看板の地図では、写真4奥に見えている白い舗装がなくなったあたりから北野坂の坂上を横切っている北野通りまでの部分に「トーマス坂」という記載がありました。
ただ、坂名の経緯や坂道風景を鑑みると、Googleマップ表記の場所のほうが「トーマス坂」ぽい感じはするので、今回は最初でも書きましたが拡大解釈してGoogleマップのほうを選んでみました。
ということで、今回はこんな感じです。
地図:兵庫県神戸市中央区北野町
関連リンク:
坂名:トーマス坂
住所:兵庫県神戸市中央区北野町
今回は、神戸市の中央区北野町にあるトーマス坂について取り上げてみたいと思います。
場所は、北野異人館街にあり、三宮駅からなら北西に徒歩11分くらいのところにあります。
前回取り上げた天神坂【NO.683】からなら、坂上から徒歩1分くらいのところにありますね。
[坂上あたりの様子と坂名について]

写真1
まずは坂上あたりの様子です。(写真1)
すぐ背後に風見鶏の館があるという立地具合で、この坂道は三宮駅方面から向かうなら、メインの道路にもなるため、坂道沿いには洋風な土産物店や飲食店が立ち並んでいて、独特な雰囲気でしたね。
というかTHE観光地の道とも言うべきか。
坂名については、現地の観光案内看板に記載がありました。
ただ看板にあった坂道の場所は抽象的な示し方をしているので、今回は看板の表記を拡大解釈してGoogleマップにも表記がある場所を取り上げてみました。
なお由来については、坂上にある風見鶏の館(旧トーマス住宅)に由来しているという説が有力ですね。

写真2
こちらが風見鶏の館(旧トーマス住宅)です。(写真2)
北野異人館街といえばという建物で、現在は国の重要文化財に指定されていますね。
風見鶏の館(旧トーマス住宅)については、神戸市のHPに説明があったので、一部抜粋させていただくとですね、
『この館はかつて神戸に住んでいたドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏(Gottffried.Thomas)が自邸として建てた建物です。北野町・山本通地区に現存する洋風建築物の中で、煉瓦壁の建物としては唯一のもので、色鮮やかな煉瓦の色調、石積みの玄関ポーチ、2階部分のハーフ・ティンバー(木骨構造)など、他の洋風建築物と異なった重厚な雰囲気をもっています。』
とのこと。
なおこの建物は設計者の情報も残っていて、それによればゲオルグ・デ・ラランデ(Georg de Lalande)というドイツ人建築家だそうです。
[中腹あたりの様子]

写真3
中腹あたりから坂上方向を見てみたものです。(写真3)
崖地感がすごかったですね。
またこのあたりから傾斜が緩やかになり、それと合わせるように舗装がさらに洒落た感じになっていました。
[坂下あたりの様子]

写真4
坂下あたりの様子です。(写真4)
中腹すぐ下あたりから坂下方向を見たものともいえますかね。
結局ここは坂上から坂下までしゃれた舗装がなされ電柱電線がない坂道でした。
ちなみに、最初でも触れた現地の観光案内看板の地図では、写真4奥に見えている白い舗装がなくなったあたりから北野坂の坂上を横切っている北野通りまでの部分に「トーマス坂」という記載がありました。
ただ、坂名の経緯や坂道風景を鑑みると、Googleマップ表記の場所のほうが「トーマス坂」ぽい感じはするので、今回は最初でも書きましたが拡大解釈してGoogleマップのほうを選んでみました。
ということで、今回はこんな感じです。
地図:兵庫県神戸市中央区北野町
関連リンク: