NO. 649
坂名:八幡坂
住所:東京都品川区戸越

今回は、品川区戸越にある八幡坂について取り上げてみたいと思います。
場所は都営浅草線・戸越駅から東へ徒歩5分ほどのところにあります。
前回取り上げた宮前坂【NO.648】からなら、東へ徒歩2分ほどのところでした。

[坂下あたりの様子]


八幡坂【NO.649】1
写真1

まずは坂下あたりの様子でも。(写真1)
若干カーブしながら上っている坂道でした。

この背後には全長約1.3kmにわたる関東有数の長さを誇るといわれている戸越銀座商店街があるという立地具合でしたね。

なおこの坂道は八幡坂通り商店街と書かれた看板がいたるところにあったとおり、小規模な商店街でもありましたね。

[坂上あたりの様子と坂名の由来について]


八幡坂【NO.649】2
写真2

一気に坂上あたりまできて、坂下方向を見てみました。(写真2)
坂下から見たほどには傾斜はないように見えますけど、それなりな傾斜の坂道でしたね。

ちなみに、このすぐそばには坂名の由来が書かれている坂の碑がありました。
いつものように抜粋させていただくとですね、
『この坂は、戸越銀座通りから戸越八幡神社脇を抜ける坂である。そのため八幡神社にちなんでこの名称がつけられたものである。』
とありました。

神社由来ということですね。
戸越八幡神社は、写真2でいえば、すぐ左隣にありました。

[戸越八幡神社]


八幡坂【NO.649】3
写真3

せっかくなので、坂上からすぐの場所にある鳥居すなわち入口あたりの様子など。(写真3)
南北に長い敷地形状と境内の大木が印象的でしたね。

由緒については、神社の公式HPに記載があり、
『当神は人皇百四代後柏原天皇の大永六戌丙年(1526年)八月十五日、村内藪清水水源地から御神体が出現し、行永法師が草俺に奉安して、山城国(京都府)石清水男山八幡宮の御分霊を勧請して倶に祀ったのが、創立の起源であると伝える。』
とのこと。

かなり歴史のある神社のようですね。

八幡坂【NO.649】4
写真4

訪れた時は境内の神楽殿が開いていて、中の貴重な歴史的保管物も見物できましたね。(写真4)

あと参拝記念の品々が売っているところのガラスケースの上で猫がぐっすり寝ていたのもなんともよかったです。(^^)

八幡坂【NO.649】5
写真5

最後は神楽殿のそばに、神社の中でもかなり珍しいと思われますけど、デジタルサイネージの神社案内板がありましたよ。(写真5)

都内で見かけたのはここだけですね、いまのところ。

ということで、すこし前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。

地図:東京都品川区戸越


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