NO. 642
坂名:椎木(しいのき)坂、向坂
住所:東京都新宿区新宿
今回は新宿区新宿にある椎木坂について取り上げてみたいと思います。
場所は東京メトロ副都心線・東新宿駅から東に300mほどのところにある都営戸山ハイツアパートや新宿区立東戸山小学校のすぐ南側にあります。
前回取り上げた梯子坂【NO.641】からなら北に徒歩4分ほどでした。
写真1
まずは坂上あたりの様子です。
写真1右側は大久保通りで、そこから並行して東に下っている坂道でした。
大久保通りもそれなりに下っている坂道でしたが、今回の坂道はさらに傾斜が急でしたね。
いちおう今昔マップで掲載されている一番古い明治42年の地図を見てみると、昔は写真1右側の大久保通りはなくて、この道だけが描かれていました。
写真2
一気に坂下あたりまできて、坂上方向を見てみました。
坂道の形状としては、写真1の場所から下り、南側(写真1でいえば左)にカーブしてここにくる感じでしたね。
なので写真2正面の擁壁上が大久保通りですね。
ちなみに写真2でも見えているとおり、坂名の由来が書かれている坂の碑があったので、内容を抜粋させていただくとですね、
『かつて尾張藩戸山屋敷(現在の戸山ハイツ)の内に椎の大木があり、この坂道を覆っていたため、椎木坂の名がついた。また、古くはこの辺りが砂利取場で、東西に上る二つの坂があったことから向坂とも呼ばれた(『新撰東京名所図会』)。』
とありました。
なお今回は坂の碑がここにあったこともあり写真に撮っていなかったのですが、どうやら写真2後方130mほどのところにも大久保通りに合流していく坂道があり、書籍「江戸東京坂道事典」の説明を読んでみると、「椎木坂は東西から下る2つの坂道のため向坂とも呼ばれた」とも書かれていたので、今回の坂道はそこまでの可能性が高いですね。
ということで、今回はこんな感じです。
地図:東京都新宿区新宿
関連リンク:
坂名:椎木(しいのき)坂、向坂
住所:東京都新宿区新宿
今回は新宿区新宿にある椎木坂について取り上げてみたいと思います。
場所は東京メトロ副都心線・東新宿駅から東に300mほどのところにある都営戸山ハイツアパートや新宿区立東戸山小学校のすぐ南側にあります。
前回取り上げた梯子坂【NO.641】からなら北に徒歩4分ほどでした。
[坂上あたりの様子]
写真1
まずは坂上あたりの様子です。
写真1右側は大久保通りで、そこから並行して東に下っている坂道でした。
大久保通りもそれなりに下っている坂道でしたが、今回の坂道はさらに傾斜が急でしたね。
いちおう今昔マップで掲載されている一番古い明治42年の地図を見てみると、昔は写真1右側の大久保通りはなくて、この道だけが描かれていました。
[坂下あたりの様子と坂名の由来について]
写真2
一気に坂下あたりまできて、坂上方向を見てみました。
坂道の形状としては、写真1の場所から下り、南側(写真1でいえば左)にカーブしてここにくる感じでしたね。
なので写真2正面の擁壁上が大久保通りですね。
ちなみに写真2でも見えているとおり、坂名の由来が書かれている坂の碑があったので、内容を抜粋させていただくとですね、
『かつて尾張藩戸山屋敷(現在の戸山ハイツ)の内に椎の大木があり、この坂道を覆っていたため、椎木坂の名がついた。また、古くはこの辺りが砂利取場で、東西に上る二つの坂があったことから向坂とも呼ばれた(『新撰東京名所図会』)。』
とありました。
なお今回は坂の碑がここにあったこともあり写真に撮っていなかったのですが、どうやら写真2後方130mほどのところにも大久保通りに合流していく坂道があり、書籍「江戸東京坂道事典」の説明を読んでみると、「椎木坂は東西から下る2つの坂道のため向坂とも呼ばれた」とも書かれていたので、今回の坂道はそこまでの可能性が高いですね。
ということで、今回はこんな感じです。
地図:東京都新宿区新宿
関連リンク: