NO. 637
坂名:岩園並木坂
住所:兵庫県芦屋市六麓荘町
今回は芦屋市六麓荘町にある「日の出坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は阪急神戸線・芦屋川駅から北東に1.6kmほどのところにある市立芦屋病院の北東側すぐの場所にあります。
前に取り上げた岩園並木坂【NO.636】からなら、北西に徒歩6分くらいでした。
写真1
まずは坂下あたりの様子です。(写真1)
けっこうな傾斜具合でした。
もうこのあたりから大きめな住宅がまわりに見えているとおりで、住所からもわかった方もいたとは思いますが、この坂道は芦屋といえば六麓荘といわれる豪邸街の中を通っていましたね。
写真2
写真1右側にも見えていましたけど、「日の出坂」と書かれた標柱もありました。(写真2)
ちなみに由来については、芦屋市のHPに『六麓荘町の八十塚橋西から、日の出橋を経由し、西宮市境に至る0.59km。木立の中の豪邸群、昭和初期からライフラインの地下埋設や街路の完全舗装がされていた町並みなど。』とありました。
写真3
写真2の右側にちらりと見えていた「六麓荘町のまちづくり」なる看板もぱちりと。(写真3)
いろいろ書いていましたね。
地区計画とか建築協定は例えば東京都内でも存在するエリアはありますけど、ここのはかなり厳しい条件みたいでしたね。
写真4
すこし坂道を上り、坂下方向を見てみると眼下の街並みが見えるポイントがありました。(写真4)
遠くに見えているのは海ではなく西宮とか大阪あたりのようでしたね。
写真5
さらに上り、坂上方向を見てみました。(写真5)
日の出坂は、中腹あたりでくいっと右(北東方向)へほぼ直角に曲がるのが特徴でしたね。
写真5でいえば、奥の壁が見えているあたりです。
そしてこのあたりから、由来説明「昭和初期からライフラインの地下埋設」にもあったとおり、電線や電柱は地下に埋没されていて、すっきりとした坂道風景になりましたね。
写真6
すこし上り、坂下方向をみると、ここからも眼下の街並みが見えました。(写真6)
こちらも見ている方向は写真4とだいたい同じですね。
また写真6右側に見えている渋い感じの和風の建物は門のようでした。
写真7
さらに上り、カーブしているあたりで、坂下方向を見てみました。(写真7)
左側は工事中で、往時の雰囲気はわかりませんでしたが、写真7右側はカーブしながらの塀といい崖上の豪邸といい、らしい感じが味わえましたね。
ちなみに今昔マップで古地図も見てみると、掲載されている一番古い昭和4年の地図にも今と同じ場所に記載があり、日の出坂のある道は古くからありそうな感じでしたが、このカーブの部分だけは昔のほうがすこし緩やかな感じなので、微妙に場所が違っているのかもしれないですね。
写真8
坂上あたりには、日の出橋がありました。(写真8)
写真8中央あたりに欄干が見えてますよね。
ただここは道路の上に後付けでつけられたようなつくり(実際はかつての橋を残したものでしょうけど)で、あの下に川が流れているのが見えるわけではないんですけどね。
そして、おそらくこの橋が日の出坂の名前の由来なんでしょうね。
写真9
写真8のあたりからはほぼ傾斜はない状態が続き、このあたりから緩やかな下り坂になっていました。(写真9)
坂上あたりはみるからに豪邸ばかりでしたね。
あと写真9でいえば、奥に車がいるあたりが芦屋市と西宮市の市境で、芦屋市が公開している地図をみると、あそこまでが日の出坂ということになるみたいでした。
ということで今回はこんな感じです。
地図:兵庫県芦屋市六麓荘町
関連リンク:
→ 岩園並木坂【NO.636】/芦屋市岩園町 - 東京坂道さんぽ
坂名:岩園並木坂
住所:兵庫県芦屋市六麓荘町
今回は芦屋市六麓荘町にある「日の出坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は阪急神戸線・芦屋川駅から北東に1.6kmほどのところにある市立芦屋病院の北東側すぐの場所にあります。
前に取り上げた岩園並木坂【NO.636】からなら、北西に徒歩6分くらいでした。
[坂下あたりの様子と坂名の由来]
写真1
まずは坂下あたりの様子です。(写真1)
けっこうな傾斜具合でした。
もうこのあたりから大きめな住宅がまわりに見えているとおりで、住所からもわかった方もいたとは思いますが、この坂道は芦屋といえば六麓荘といわれる豪邸街の中を通っていましたね。
写真2
写真1右側にも見えていましたけど、「日の出坂」と書かれた標柱もありました。(写真2)
ちなみに由来については、芦屋市のHPに『六麓荘町の八十塚橋西から、日の出橋を経由し、西宮市境に至る0.59km。木立の中の豪邸群、昭和初期からライフラインの地下埋設や街路の完全舗装がされていた町並みなど。』とありました。
写真3
写真2の右側にちらりと見えていた「六麓荘町のまちづくり」なる看板もぱちりと。(写真3)
いろいろ書いていましたね。
地区計画とか建築協定は例えば東京都内でも存在するエリアはありますけど、ここのはかなり厳しい条件みたいでしたね。
写真4
すこし坂道を上り、坂下方向を見てみると眼下の街並みが見えるポイントがありました。(写真4)
遠くに見えているのは海ではなく西宮とか大阪あたりのようでしたね。
[中腹あたりの様子]
写真5
さらに上り、坂上方向を見てみました。(写真5)
日の出坂は、中腹あたりでくいっと右(北東方向)へほぼ直角に曲がるのが特徴でしたね。
写真5でいえば、奥の壁が見えているあたりです。
そしてこのあたりから、由来説明「昭和初期からライフラインの地下埋設」にもあったとおり、電線や電柱は地下に埋没されていて、すっきりとした坂道風景になりましたね。
写真6
すこし上り、坂下方向をみると、ここからも眼下の街並みが見えました。(写真6)
こちらも見ている方向は写真4とだいたい同じですね。
また写真6右側に見えている渋い感じの和風の建物は門のようでした。
写真7
さらに上り、カーブしているあたりで、坂下方向を見てみました。(写真7)
左側は工事中で、往時の雰囲気はわかりませんでしたが、写真7右側はカーブしながらの塀といい崖上の豪邸といい、らしい感じが味わえましたね。
ちなみに今昔マップで古地図も見てみると、掲載されている一番古い昭和4年の地図にも今と同じ場所に記載があり、日の出坂のある道は古くからありそうな感じでしたが、このカーブの部分だけは昔のほうがすこし緩やかな感じなので、微妙に場所が違っているのかもしれないですね。
[坂上あたりの様子]
写真8
坂上あたりには、日の出橋がありました。(写真8)
写真8中央あたりに欄干が見えてますよね。
ただここは道路の上に後付けでつけられたようなつくり(実際はかつての橋を残したものでしょうけど)で、あの下に川が流れているのが見えるわけではないんですけどね。
そして、おそらくこの橋が日の出坂の名前の由来なんでしょうね。
写真9
写真8のあたりからはほぼ傾斜はない状態が続き、このあたりから緩やかな下り坂になっていました。(写真9)
坂上あたりはみるからに豪邸ばかりでしたね。
あと写真9でいえば、奥に車がいるあたりが芦屋市と西宮市の市境で、芦屋市が公開している地図をみると、あそこまでが日の出坂ということになるみたいでした。
ということで今回はこんな感じです。
地図:兵庫県芦屋市六麓荘町
関連リンク:
→ 岩園並木坂【NO.636】/芦屋市岩園町 - 東京坂道さんぽ