とある街の風景436
住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通

兵庫県立美術館の中をひさびさにうろうろしてみると、気になる階段がいくつかあったので、今回はそのときのことなど。

[兵庫県立美術館の屋外階段]


兵庫県立美術館の階段いろいろ01
写真1

展覧会「描く人、安彦良和」を見たあとに兵庫県立美術館の中をうろうろしながら坂道風景を気にしてみると、なにげにいろんな雰囲気の階段がありましたね。(写真1)

そんな中でまずは、海側に面した大階段でも。

写真1は3階の海のデッキからの眺めですね。
海のデッキとつけられているからには、やはり神戸の海も見えましたよ。

ちなみにこの大階段については、以前に「兵庫県立美術館の大階段と「sun sister」」と題して取り上げていますので、あわせてよかったら。

兵庫県立美術館の階段いろいろ2
写真2

螺旋階段もありましたね。(写真2)

写真は3階の海のデッキからの眺めです。

ふと頭の中で思い出したのが、カーサブルータスの記事で、俳優の佐藤健さんが「美術館のシンボルでもあるこの螺旋階段に、約20年後に完成した〈ブルス・ドゥ・コメルス〉の円筒状の建築に繋がる揺るぎないものを感じて、感慨に打たれました」と、兵庫県立美術館を設計した安藤忠雄さんとの対談記事で言っていたことですかね。

ちなみに、兵庫県立美術館のHPにも、ここは各展示棟とギャラリー棟、そして海と山をつなぐ美術館のシンボルというような説明が気がありましたよ。

兵庫県立美術館の階段いろいろ3
写真3

こちらは、3階フロアから4階の風のデッキをつなぐ階段です。(写真3)

背後の海の雰囲気とともに両側のガラスの壁が印象的でしたね。

個人的には階段の傾斜をもうちっと緩くして、六甲山が階段上に見えるとかしたらさらにすごいのになあと、えらそうに思ったりもしてしまいましたが、おそらくそういうことはすでに考えられていて構造的に難しかったとかそういうことのかもしれないですけどね。(^^)

[兵庫県立美術館の屋内階段]


兵庫県立美術館の階段いろいろ4
写真4

最後は、屋内にも印象的な階段がありました。(写真4)

展示室入口あたりは吹き抜け空間になっていて、そこの階段ですね。
この階段を降りていくと、1階のエントランスホールにいけるという具合でしたね。

ある意味、展示物はなにもない贅沢な空間ともいえそうでしたよ。

ということで、今回はこんな感じです。

地図:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通


関連リンク:  
→  兵庫県立美術館の大階段と「sun sister」 /兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 - 東京坂道さんぽ
→  兵庫県立美術館で展覧会「描く人、安彦良和」を見てきた/神戸市中央区脇浜海岸通 - 東京坂道さんぽ
→  芸術の館 兵庫県立美術館 _ hyogo prefectural museum of art artm