住所:東京都西多摩郡日の出町平井

今回は、西多摩郡日の出町にある「塩澤山 寳光寺」の境内にある坂道と階段がよかったので、そのときのことでも。

[塩澤山 寳光寺の総門と由緒について]


「塩澤山 寳光寺」の坂道と階段/西多摩郡日の出町平井1
写真1

まずは、寳光寺の入口にある総門など。(写真1)
今回の坂道はこの奥にありましたね。

場所については、JR五日市線・武蔵増戸駅から北に1.3kmほどのところにある日の出町役場から東に徒歩7分くらいのところにありました。

寳光寺の由緒については公式HPがあり、いつものように抜粋させていただくとですね、
『文明10年(1478年)、ご開山 以船文済和尚(いせんもんさいおしょう)がこの塩澤の地に来て、天台宗の寺院であった菩提院を改宗し、曹洞宗の寺院として寳光寺を建立しました。』
とありました。

このお寺もかなり古くからあるようですね。

なお写真1で見えている総門は、江戸時代から明治にかけて度重なる火災がこのお寺では起こったそうですが、そんな中でも焼け残ったそうですよ。

[坂下あたりの様子]


「塩澤山 寳光寺」の坂道と階段/西多摩郡日の出町平井2
写真2

総門をくぐると、数段の階段に続き坂道になっていました。(写真2)

ちなみに左右に石像のようなものが見えていますが、これは十六羅漢像(お釈迦さまの教えを後世に伝えられた尊者)とのこと。

あと写真2ではちとわかりにくいのですが、階段上の坂道はけっこう傾斜があったので、スマホの角度傾斜計アプリで測ってみると、15.7%(8.9°)とでました。
なかなかの急傾斜ですね。

[中腹あたりの様子]


「塩澤山 寳光寺」の坂道と階段/西多摩郡日の出町平井3
写真3

中腹あたりから坂上方向を見てみました。(写真3)
ここは長くて、後半は階段になっていました。

カーブしながら上っているのもポイントですね。

「塩澤山 寳光寺」の坂道と階段/西多摩郡日の出町平井4
写真4

すこし上り、坂下方向を見てみました。(写真4)

いい感じでしたね。
お寺は文明10年(1478年)に建立とのことですが、この階段と坂道はいつ頃できたんでしょうね。
相当古そうな気もしますけど。

[坂上の山門と本堂]


「塩澤山 寳光寺」の坂道と階段/西多摩郡日の出町平井5
写真5

坂上あたりには立派な山門がありました。(写真5)

寳光寺のHPによれば、『山門には仁王様と四天王が、山門上殿には百観音が祀られております。33の観音様が3体ずつで合計99体、そして正面には本堂再建以前のご本尊が安置されています。』とのこと。

「塩澤山 寳光寺」の坂道と階段/西多摩郡日の出町平井6
写真6

最後は、山門の奥にあった本堂の様子など。(写真6)

HPによれば昭和49年(1974年)〜昭和51年(1976年)にかけて再建されたものだそうです。
ちなみに、構造はコンクリート造とのこと。

ということで、今回はこんな感じです。

地図
東京都西多摩郡日の出町平井

関連リンク:  
→ 由緒・歴史 – 塩澤山寳光寺 鹿野大佛