都立狭山公園の階段と多摩湖／東大和市多摩湖+東村山市多摩湖町

今回は、東大和市と東村山市の境あたりにある都立狭山公園内の階段がよかったので、そのときのことでも。


写真1

都立狭山公園内の様子です。（写真1）
このあたりは斜面になっていて、僕のようなものにとってはたまらない風景でしたね。(^^)

狭山公園といえば、多摩湖ということで、この斜面の向こうに湖がありました。
園内マップでは、この斜面の場所は多摩湖堤防と名付けられているようでしたね。

なお多摩湖は別名で村山貯水池と呼ばれている通り、人造の湖で、いつものように今昔マップで古地図を見てみると、掲載されている一番古い大正10年の地図には記載がなく、昭和12年の地図から今と同じ場所に湖の記載があり、地図の経緯を見た感じでもやはり多摩湖同様この斜面（堤防）も人工物ということになりそうでしたね。


写真2

写真1の中央に見えていた階段のあるところまできて、階段上を見てみました。（写真2）
ここは斜面を直接いじくってつくるようなことはせず、構造物を斜面の上に載せる形の階段でしたね。

なぜこの形式なのかは不明ですけど、例えば湖の水があふれてこの斜面を流れてきても、この階段なら多少の水でも問題なく上り下りできるからとかなんですかね。
それとも単純にこちらの方が安価だからなのか。
わからんですけど。


写真3

一気に階段上まできて、階段下方向を見てみました。（写真3）
この高低差の階段をここまで登ってくるのにはくたびれましたけど、階段からの眺望はよかったですね。


写真4

写真3左側の風景です。（写真4）
このあたりは丘陵地帯ということもあってか、街と地形と緑が混ざりあった風景が楽しめて、まさに絶景スポットといってもいいんじゃないのかなと思いましたね。


写真5

堤防の上は遊歩道になっていました。（写真5）
気持ちのいい道でしたね。
そしてこの写真だと、これまでの階段があった斜面部分がやはり堤防だったということもわかりやすいかもですね。

なおこの写真だけ、違う日の写真なので、位置がすこしずれていて、写真4の階段は写真5左奥のほうにありますね。（要は撮り忘れたからなんですけど。(^^)）


写真6

せっかくなので多摩湖の様子も。（写真6）
位置的には写真3の背後あたりですね。

ちなみに湖に浮かんでいるようにみえる構造物は、取水塔です。
現地の案内板によれば、ネオ・ルネッサンス様式で、煉瓦造りの円筒形の丸いドーム上の屋根からなる取水塔は、日本で一番美しい取水塔と呼ばれているそうですよ。

ということで今回はこんな感じです。

地図
東京都東大和市多摩湖+東村山市多摩湖町

関連リンク： 　
→　　　　　狭山公園 _ 狭山丘陵の都立公園