今回は、西多摩郡瑞穂町にある大日山遊歩道からも富士山が見えたので、そのときのことでも。

写真1
いきなりですけど、大日山遊歩道の様子です。(写真1)
場所は、JR八高線・箱根ヶ崎駅から東へ600mほどのところにある瑞穂町役場から東に徒歩4分ほどでした。
前回取り上げた殉国慰霊塔・平和祈念碑のある御伊勢山への階段(記事名:殉国慰霊塔・平和祈念碑のある御伊勢山への階段と富士山)からなら、南東に徒歩8分ほどですね。
ある意味、そんな街中からも富士山が見えたということで、ぱちりと。
しかもこのあたりは、街中とはいえ、この背後は狭山丘陵へと上る大日山遊歩道のスタート地点でもあったので、このあたりから坂道になっていました。
写真1背後あたりから、急坂になり、急に森の中の道という感じになっていて、訪れたときは真っ暗でしたね。
なおここから狭山丘陵の山の上のほうにある六道山公園・展望塔あたりまでは、「みずほきらめき回廊」とも呼ばれていて、明るい時間帯にくれば気持ちのいい、町おすすめの散策コースでもあるらしいですよ。
ちなみに狭山丘陵といえば、ジブリ映画「となりのトトロ」の舞台としても有名な景観地でもありますよね。
あとは、坂下あたりに庚申塔もありましたね。
最後に、このブログで以前に庚申塔がでてきたときにも説明しましたけど、改めて、庚申塔とは?という方に、(というか僕自身も)復習がてらに場所は違いますけど、目黒区のHPに「庚申塔(こうしんとう)って何」というページがあり、わかりやすかったので、そのまま抜粋しておきますね。
『寿命を縮めないために 江戸時代に大流行した民間信仰:旧暦では60日に1度、庚申(かのえさる)の日が巡ってきますが、この夜眠ってしまうと人の体内にすんでいる三し(さんし)という虫が天に昇り、天帝にその人の日ごろの行いを報告するという道教の教えがあり、罪状によっては寿命が縮まると言われていました。寿命が縮まっては大変。この日は身を慎み、虫が抜け出せないようにと徹夜して過ごしました。日本では既に10世紀ごろには盛んだったようで、「枕草子」、「大鏡」などに記述があります。この教えが広まっていく中で仏教や庶民の信仰が加わり、江戸時代には全国の農村などで大流行しました。
身を慎むことから始まりましたが、徐々に米や野菜、お金を持ち寄り、皆で飲食・歓談して過ごす楽しい集まりになっていきました。また、さまざまな情報を交換し、農作業の知識や技術を研究する場でもありました。この集会を3年18回続けた記念に建立したのが庚申塔です。長寿や健康のみならず、家内安全や五穀豊じょう、現世や来世のことなどを祈り、それを碑面に刻みました。
病魔・病鬼を払い除くといわれる青面(しょうめん)金剛像や謹慎の態度を表すという三猿を彫ったものをよく見かけますが、文字だけを刻んだものや観音様やお地蔵様の姿のもの、さらには道しるべの標石を兼ねているものもあります。建造した年号・建立者の名前などが刻まれていて村の歴史やその土地の信仰、人々の生活、集落形成の様子などを知る貴重な資料となっています。(略)』
とありました。
「集会を3年18回続けた記念に建立したのが庚申塔」、そうでしたね。
ということで、すこし前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
東京都西多摩郡瑞穂町箱石畑
関連リンク:
→ 殉国慰霊塔・平和祈念碑のある御伊勢山への階段と富士山/西多摩郡瑞穂町箱根ケ崎 - 東京坂道さんぽ
→ みずほきらめき回廊 大日山遊歩道〜桜沢 _ 瑞穂町ホームページ
→ 庚申塔(こうしんとう)って何 _ 目黒区

写真1
いきなりですけど、大日山遊歩道の様子です。(写真1)
場所は、JR八高線・箱根ヶ崎駅から東へ600mほどのところにある瑞穂町役場から東に徒歩4分ほどでした。
前回取り上げた殉国慰霊塔・平和祈念碑のある御伊勢山への階段(記事名:殉国慰霊塔・平和祈念碑のある御伊勢山への階段と富士山)からなら、南東に徒歩8分ほどですね。
ある意味、そんな街中からも富士山が見えたということで、ぱちりと。
しかもこのあたりは、街中とはいえ、この背後は狭山丘陵へと上る大日山遊歩道のスタート地点でもあったので、このあたりから坂道になっていました。
写真1背後あたりから、急坂になり、急に森の中の道という感じになっていて、訪れたときは真っ暗でしたね。
なおここから狭山丘陵の山の上のほうにある六道山公園・展望塔あたりまでは、「みずほきらめき回廊」とも呼ばれていて、明るい時間帯にくれば気持ちのいい、町おすすめの散策コースでもあるらしいですよ。
ちなみに狭山丘陵といえば、ジブリ映画「となりのトトロ」の舞台としても有名な景観地でもありますよね。
あとは、坂下あたりに庚申塔もありましたね。
最後に、このブログで以前に庚申塔がでてきたときにも説明しましたけど、改めて、庚申塔とは?という方に、(というか僕自身も)復習がてらに場所は違いますけど、目黒区のHPに「庚申塔(こうしんとう)って何」というページがあり、わかりやすかったので、そのまま抜粋しておきますね。
『寿命を縮めないために 江戸時代に大流行した民間信仰:旧暦では60日に1度、庚申(かのえさる)の日が巡ってきますが、この夜眠ってしまうと人の体内にすんでいる三し(さんし)という虫が天に昇り、天帝にその人の日ごろの行いを報告するという道教の教えがあり、罪状によっては寿命が縮まると言われていました。寿命が縮まっては大変。この日は身を慎み、虫が抜け出せないようにと徹夜して過ごしました。日本では既に10世紀ごろには盛んだったようで、「枕草子」、「大鏡」などに記述があります。この教えが広まっていく中で仏教や庶民の信仰が加わり、江戸時代には全国の農村などで大流行しました。
身を慎むことから始まりましたが、徐々に米や野菜、お金を持ち寄り、皆で飲食・歓談して過ごす楽しい集まりになっていきました。また、さまざまな情報を交換し、農作業の知識や技術を研究する場でもありました。この集会を3年18回続けた記念に建立したのが庚申塔です。長寿や健康のみならず、家内安全や五穀豊じょう、現世や来世のことなどを祈り、それを碑面に刻みました。
病魔・病鬼を払い除くといわれる青面(しょうめん)金剛像や謹慎の態度を表すという三猿を彫ったものをよく見かけますが、文字だけを刻んだものや観音様やお地蔵様の姿のもの、さらには道しるべの標石を兼ねているものもあります。建造した年号・建立者の名前などが刻まれていて村の歴史やその土地の信仰、人々の生活、集落形成の様子などを知る貴重な資料となっています。(略)』
とありました。
「集会を3年18回続けた記念に建立したのが庚申塔」、そうでしたね。
ということで、すこし前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
東京都西多摩郡瑞穂町箱石畑
関連リンク:
→ 殉国慰霊塔・平和祈念碑のある御伊勢山への階段と富士山/西多摩郡瑞穂町箱根ケ崎 - 東京坂道さんぽ
→ みずほきらめき回廊 大日山遊歩道〜桜沢 _ 瑞穂町ホームページ
→ 庚申塔(こうしんとう)って何 _ 目黒区