NO. 580
坂名:白明(しらみ)坂、見返り坂
住所: 東京都府中市武蔵台+国分寺市内藤
今回は府中市と国分寺市の市境にある白明坂について取り上げてみたいと思います。
場所はJR・西国分寺駅の南西エリアにある都立・多摩総合医療センターのすぐ西側にある坂道です。
写真1
まずは坂上あたりの様子です。(写真1)
ここは坂下までけっこう高低差があるので、家や木々の隙間からみえる眺望はよかったですね。
坂道自体は写真1でいえば左に曲がりつつも、どこかくねくねとしている道でした。
写真2
写真1奥のカーブを抜けたあたりの様子です。(写真2)
このなんとなくうねうねしながらの道とまわりの開け具合が絶妙でしたね。
写真3
さらに下ると、写真3左の新府中街道と合流するつくりとなっていました。(写真3)
そういう意味では、ここは見た目にも旧道と新道の違いがわかりやすかったかも。
ちなみにここには、坂名の由来が書かれている案内プレートがありました。
写真3の左側あたりですかね。
いつものように抜粋させていただくとですね、
『この坂の名は、新田義貞と北条泰家が元弘三年(一三三三)五月に鎌倉幕府の興亡をかけて戦った折に、義貞が幕府方を分倍河原に攻め込もうとしてこの坂まで疾駆しましたが、ここで夜が明けてしまったことに由来するといわれます。別名を「見返り坂」とも呼ばれています。この坂道は鎌倉街道の裏街道ですが、中世には多くのつわものどもが駆けめぐったことでしょう。 この坂の位置をもう少し西方とする説もあります。』
とありました。
分倍河原はここからだと南東2.6kmほどのところにありますね。
なお最初にこの坂道は府中市と国分寺市の市境にあると書きましたが、この坂名の由来の案内板は府中市によるものでしたね。
地図でみると、この坂道の大半は府中市に属しているからだと思われます。
写真4
最後は坂下あたりの様子です。(写真4)
正面の坂道が白明坂ですね。
この感じだと、写真1右側の新府中街道が新しい道というのもさらにわかりやすかったですね。
あとは、写真4背後に「見返り坂公園」という公園があるんですけど、これはどうやらこの坂道の別名である「見返り坂」から命名した可能性が高そうですね。
最初に地図でこの公園をみたときは、近くに「見返り坂」という坂道があるのかな、なんておもわず探してしまいましたが、坂名の由来を読んで納得しましたよ。
ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図:東京都府中市武蔵台+国分寺市内藤
坂名:白明(しらみ)坂、見返り坂
住所: 東京都府中市武蔵台+国分寺市内藤
今回は府中市と国分寺市の市境にある白明坂について取り上げてみたいと思います。
場所はJR・西国分寺駅の南西エリアにある都立・多摩総合医療センターのすぐ西側にある坂道です。
写真1
まずは坂上あたりの様子です。(写真1)
ここは坂下までけっこう高低差があるので、家や木々の隙間からみえる眺望はよかったですね。
坂道自体は写真1でいえば左に曲がりつつも、どこかくねくねとしている道でした。
写真2
写真1奥のカーブを抜けたあたりの様子です。(写真2)
このなんとなくうねうねしながらの道とまわりの開け具合が絶妙でしたね。
写真3
さらに下ると、写真3左の新府中街道と合流するつくりとなっていました。(写真3)
そういう意味では、ここは見た目にも旧道と新道の違いがわかりやすかったかも。
ちなみにここには、坂名の由来が書かれている案内プレートがありました。
写真3の左側あたりですかね。
いつものように抜粋させていただくとですね、
『この坂の名は、新田義貞と北条泰家が元弘三年(一三三三)五月に鎌倉幕府の興亡をかけて戦った折に、義貞が幕府方を分倍河原に攻め込もうとしてこの坂まで疾駆しましたが、ここで夜が明けてしまったことに由来するといわれます。別名を「見返り坂」とも呼ばれています。この坂道は鎌倉街道の裏街道ですが、中世には多くのつわものどもが駆けめぐったことでしょう。 この坂の位置をもう少し西方とする説もあります。』
とありました。
分倍河原はここからだと南東2.6kmほどのところにありますね。
なお最初にこの坂道は府中市と国分寺市の市境にあると書きましたが、この坂名の由来の案内板は府中市によるものでしたね。
地図でみると、この坂道の大半は府中市に属しているからだと思われます。
写真4
最後は坂下あたりの様子です。(写真4)
正面の坂道が白明坂ですね。
この感じだと、写真1右側の新府中街道が新しい道というのもさらにわかりやすかったですね。
あとは、写真4背後に「見返り坂公園」という公園があるんですけど、これはどうやらこの坂道の別名である「見返り坂」から命名した可能性が高そうですね。
最初に地図でこの公園をみたときは、近くに「見返り坂」という坂道があるのかな、なんておもわず探してしまいましたが、坂名の由来を読んで納得しましたよ。
ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図:東京都府中市武蔵台+国分寺市内藤