NO. 574
坂名:清浦さんの坂、清浦坂
住所: 東京都大田区山王
今回は大田区の「清浦さんの坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は、JR京浜東北線・大森駅のすぐ西側にある坂道です。
前回取り上げた闇坂【NO.573】からなら北東に徒歩4分ほどのところにありますね。
写真1
まずは坂下あたりよりです。(写真1)
写真1の背後が大森駅の駅前通りという立地具合でした。
舗装が街のおすすめ散策路によくあるようなしゃれた感じのものでしたね。
傾斜は、このあたりは比較的急でした。
ちなみにここには写真1でも見えているとおり、坂名の由来が書かれている坂の碑がありました。
いつものように抜粋させていただくとですね、
『大森駅前池上通りから山王の高台に続くこの坂道は、大正から昭和にかけて坂の中ほどに居を構えた第二十三代内閣総理大臣「清浦奎吾」にちなんで「清浦さんの坂」と呼ばれていました。都心から程近く、海の見える緑豊かな大森山王周辺の高台は、閑静な住宅地として人気があり、多くの政治家や文人などが暮らしていました。』
とありました。
内閣総理大臣だった方の名前が坂道になっているのは、いまのところ珍しいですね。
別の大田区の資料(散歩マップ)によれば、「国への貢献やその人柄に親しみを込め、清浦さんの坂と呼んでいた」とあるので、地域にも貢献されていたんでしょうね。
なお清浦奎吾が内閣総理大臣だったのは1924年(大正13年)1月から6月までの5ヶ月間だったそうですよ。
写真2
坂上あたりまできて、坂下方向を見てみました。(写真2)
坂の碑があったので、このあたりを坂上としましたが、見てのとおりで微坂といっていいほど傾斜はなかったですね。
ただ由来説明にもあったとおり、今はビルに囲まれていますけど、昔は海もここから見えたのかもしれないですね。
清浦氏の邸宅があったくらいですからね。
ということで、すこし前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
東京都大田区山王
関連リンク:
→ 闇坂【NO.573】/大田区山王 - 東京坂道さんぽ
坂名:清浦さんの坂、清浦坂
住所: 東京都大田区山王
今回は大田区の「清浦さんの坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は、JR京浜東北線・大森駅のすぐ西側にある坂道です。
前回取り上げた闇坂【NO.573】からなら北東に徒歩4分ほどのところにありますね。
写真1
まずは坂下あたりよりです。(写真1)
写真1の背後が大森駅の駅前通りという立地具合でした。
舗装が街のおすすめ散策路によくあるようなしゃれた感じのものでしたね。
傾斜は、このあたりは比較的急でした。
ちなみにここには写真1でも見えているとおり、坂名の由来が書かれている坂の碑がありました。
いつものように抜粋させていただくとですね、
『大森駅前池上通りから山王の高台に続くこの坂道は、大正から昭和にかけて坂の中ほどに居を構えた第二十三代内閣総理大臣「清浦奎吾」にちなんで「清浦さんの坂」と呼ばれていました。都心から程近く、海の見える緑豊かな大森山王周辺の高台は、閑静な住宅地として人気があり、多くの政治家や文人などが暮らしていました。』
とありました。
内閣総理大臣だった方の名前が坂道になっているのは、いまのところ珍しいですね。
別の大田区の資料(散歩マップ)によれば、「国への貢献やその人柄に親しみを込め、清浦さんの坂と呼んでいた」とあるので、地域にも貢献されていたんでしょうね。
なお清浦奎吾が内閣総理大臣だったのは1924年(大正13年)1月から6月までの5ヶ月間だったそうですよ。
写真2
坂上あたりまできて、坂下方向を見てみました。(写真2)
坂の碑があったので、このあたりを坂上としましたが、見てのとおりで微坂といっていいほど傾斜はなかったですね。
ただ由来説明にもあったとおり、今はビルに囲まれていますけど、昔は海もここから見えたのかもしれないですね。
清浦氏の邸宅があったくらいですからね。
ということで、すこし前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
東京都大田区山王
関連リンク:
→ 闇坂【NO.573】/大田区山王 - 東京坂道さんぽ