NO. 571
坂名:大坊坂
住所: 東京都大田区池上
今回は、大田区の大坊坂についてとりあげてみたいと思います。
場所は、池上本門寺の境内にある坂道です。
最寄駅は、東急池上線・池上駅ですね。
まずは最近のいつもの形式ではじめてみましたけど、実は今回の大坊坂については、だいぶまえにみちくさ学会で「池上本門寺の富士見スポット」と題してとりあげていて、1記事でひとつの坂道をとりあげているので写真もそれなりにあげていたりします。
ただこのブログではまだナンバリングしていないというか、取り上げていないのと、今日(8日)は「花まつり」でお釈迦さまの誕生日ということで、池上本門寺では花まつりがこの時期毎年開催されているというこもあり、そういえばということで、みちくさ学会の記事を補完する形で大坊坂を取り上げてみることにしました。
写真1
まずは坂上からの眺めなど。(写真1)
このアングルはみちくさ学会の記事でもあげましたけど、この階段坂は富士見スポットとしても知られているので、一年ほど前に訪れた時に富士山見えるかなと確かめてみましたけど、この日はだめでしたね。
もうすこし空気の澄んでいるときか、夕方にこないと見えなさそうでしたね。
(あ、でもたしか3年ほど前に池上本門寺境内から富士山が見える日にもたしかめてみたことも思い出しましたけど、その日もみえなかったんですよ。ということは・・・。)
写真2
坂下あたりの様子です。(写真2)
こちらはみちくさ学会の記事では公開していないアングルでもありますね。
このあたりはお墓がたくさんありました。
坂名の由来については、写真1や写真2でも見えているとおり坂の碑があり、みちくさ学会の記事でも取り上げましたが、あらためて抜粋しておくとですね、
『『新編武蔵風土記稿』に「大坊坂方丈の右の坂なり、大坊へ行く道なればこの名あり。」と記されている。本門寺山内西隅の石段坂で坂下に大坊と呼ばれる本行寺がある。』
とありました。
よく読むと、池上本門寺の中なのに、さらに違うお寺の名前が由来なんですね。
本行寺は今も坂下の北西側にありますね。
本行寺については、大田区のHPにも説明があり一部抜粋するとですね、
『この大坊、すなわち本行寺はもとこの地の領主、池上宗仲(いけがみむねなか)の屋敷でした。池上宗仲は日蓮を崇信し、日蓮の死後その屋敷を寄進し、日蓮門下六老僧の一人、日朗の弟子である日澄(にっちょう)を開山僧として大坊を起こしました。』
とありました。
日蓮は弘安5年(1282年)に亡くなったとのことなので、相当歴史のあるお寺のようですね。
あとは、大坊坂といえば、階段の途中から見える赤の仏塔(池上本門寺宝塔)ですね。
都の指定文化財で、日蓮を荼毘だびに付した所でもありますね。
そういう意味でも、大坊坂は池上本門寺の中でもさらに日蓮とも縁深い坂道ともいえそうですね。
ということで、今回はこんな感じです。
地図
東京都大田区池上
関連リンク:
→ みちくさ学会 _ 池上本門寺の富士見スポット powered by ライブドアブログ
→ 「花まつり」とも縁深い池上本門寺にある坂道をいくつか選んでみた。(2023年度版) - 東京坂道さんぽ
→ 大田区ホームページ:大坊坂
→ 境内案内 _ 日蓮宗本山池上大坊 本行寺
坂名:大坊坂
住所: 東京都大田区池上
今回は、大田区の大坊坂についてとりあげてみたいと思います。
場所は、池上本門寺の境内にある坂道です。
最寄駅は、東急池上線・池上駅ですね。
まずは最近のいつもの形式ではじめてみましたけど、実は今回の大坊坂については、だいぶまえにみちくさ学会で「池上本門寺の富士見スポット」と題してとりあげていて、1記事でひとつの坂道をとりあげているので写真もそれなりにあげていたりします。
ただこのブログではまだナンバリングしていないというか、取り上げていないのと、今日(8日)は「花まつり」でお釈迦さまの誕生日ということで、池上本門寺では花まつりがこの時期毎年開催されているというこもあり、そういえばということで、みちくさ学会の記事を補完する形で大坊坂を取り上げてみることにしました。
写真1
まずは坂上からの眺めなど。(写真1)
このアングルはみちくさ学会の記事でもあげましたけど、この階段坂は富士見スポットとしても知られているので、一年ほど前に訪れた時に富士山見えるかなと確かめてみましたけど、この日はだめでしたね。
もうすこし空気の澄んでいるときか、夕方にこないと見えなさそうでしたね。
(あ、でもたしか3年ほど前に池上本門寺境内から富士山が見える日にもたしかめてみたことも思い出しましたけど、その日もみえなかったんですよ。ということは・・・。)
写真2
坂下あたりの様子です。(写真2)
こちらはみちくさ学会の記事では公開していないアングルでもありますね。
このあたりはお墓がたくさんありました。
坂名の由来については、写真1や写真2でも見えているとおり坂の碑があり、みちくさ学会の記事でも取り上げましたが、あらためて抜粋しておくとですね、
『『新編武蔵風土記稿』に「大坊坂方丈の右の坂なり、大坊へ行く道なればこの名あり。」と記されている。本門寺山内西隅の石段坂で坂下に大坊と呼ばれる本行寺がある。』
とありました。
よく読むと、池上本門寺の中なのに、さらに違うお寺の名前が由来なんですね。
本行寺は今も坂下の北西側にありますね。
本行寺については、大田区のHPにも説明があり一部抜粋するとですね、
『この大坊、すなわち本行寺はもとこの地の領主、池上宗仲(いけがみむねなか)の屋敷でした。池上宗仲は日蓮を崇信し、日蓮の死後その屋敷を寄進し、日蓮門下六老僧の一人、日朗の弟子である日澄(にっちょう)を開山僧として大坊を起こしました。』
とありました。
日蓮は弘安5年(1282年)に亡くなったとのことなので、相当歴史のあるお寺のようですね。
あとは、大坊坂といえば、階段の途中から見える赤の仏塔(池上本門寺宝塔)ですね。
都の指定文化財で、日蓮を荼毘だびに付した所でもありますね。
そういう意味でも、大坊坂は池上本門寺の中でもさらに日蓮とも縁深い坂道ともいえそうですね。
ということで、今回はこんな感じです。
地図
東京都大田区池上
関連リンク:
→ みちくさ学会 _ 池上本門寺の富士見スポット powered by ライブドアブログ
→ 「花まつり」とも縁深い池上本門寺にある坂道をいくつか選んでみた。(2023年度版) - 東京坂道さんぽ
→ 大田区ホームページ:大坊坂
→ 境内案内 _ 日蓮宗本山池上大坊 本行寺