NO. 561
坂名:おいと坂、雄井戸坂
住所: 東京都大田区田園調布本町
今回は大田区の「おいと坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は東急多摩川線・沼部駅から北東に徒歩2分ほどのところにあります。
前回取り上げた桜坂【NO.560】からなら北東に徒歩3分ほどです。
写真1
まずは坂下あたりの様子など。(写真1)
直線の比較的緩やかな傾斜の坂道でした。
写真1の背後は桜坂通りで、さらに北東側に行くと桜坂【NO.560】という立地具合ですね。
ちなみにここには写真1左でも見えているとおり、坂名の由来が書かれた坂の碑があったので、抜粋させていただくとですね、
『 『大森区史』は「下沼部にある。伝えるところによれば、北条時頼行脚して中原に来た。 病を得て難治であった。井戸水があって使用したところ程なく全治した。その井戸は沼部に一つ中原に一つあった。後、中原の井戸を沼部に移し雌井、雄井と称 した。おいと坂は即ち雄井戸坂のことであろう」と記している。』
とありました。
北条時頼は鎌倉幕府第5代執権ですね。
雌井(めい)と雄井(おい)については、大田区のHPによれば、坂下に「雄井戸おいと」と呼ばれる井戸があり、旧中原街道を隔てて西側に「雌井戸めいと」があったと言われているそうです。
なんだかドラクエにでてきそうな井戸が実際にあったんですね。
写真2
一気に坂上あたりまできて坂下方向を見てみました。(写真2)
ここからみると高低差具合もわかりやすくて、建物2階分くらいあり、なにげにあるようでしたね。
なお今はまっすな道ですが、これは耕地整理によるものらしく、それ以前は竹やぶの中の急な、曲った坂道だったようですね。
ということで、今回はこんな感じです。
地図
大田区田園調布本町
関連リンク:
→ 桜坂【NO.560】/桜の名所に名曲「桜坂」の舞台となった坂道/大田区田園調布本町 - 東京坂道さんぽ
→ 大田区ホームページ:おいと坂
坂名:おいと坂、雄井戸坂
住所: 東京都大田区田園調布本町
今回は大田区の「おいと坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は東急多摩川線・沼部駅から北東に徒歩2分ほどのところにあります。
前回取り上げた桜坂【NO.560】からなら北東に徒歩3分ほどです。
写真1
まずは坂下あたりの様子など。(写真1)
直線の比較的緩やかな傾斜の坂道でした。
写真1の背後は桜坂通りで、さらに北東側に行くと桜坂【NO.560】という立地具合ですね。
ちなみにここには写真1左でも見えているとおり、坂名の由来が書かれた坂の碑があったので、抜粋させていただくとですね、
『 『大森区史』は「下沼部にある。伝えるところによれば、北条時頼行脚して中原に来た。 病を得て難治であった。井戸水があって使用したところ程なく全治した。その井戸は沼部に一つ中原に一つあった。後、中原の井戸を沼部に移し雌井、雄井と称 した。おいと坂は即ち雄井戸坂のことであろう」と記している。』
とありました。
北条時頼は鎌倉幕府第5代執権ですね。
雌井(めい)と雄井(おい)については、大田区のHPによれば、坂下に「雄井戸おいと」と呼ばれる井戸があり、旧中原街道を隔てて西側に「雌井戸めいと」があったと言われているそうです。
なんだかドラクエにでてきそうな井戸が実際にあったんですね。
写真2
一気に坂上あたりまできて坂下方向を見てみました。(写真2)
ここからみると高低差具合もわかりやすくて、建物2階分くらいあり、なにげにあるようでしたね。
なお今はまっすな道ですが、これは耕地整理によるものらしく、それ以前は竹やぶの中の急な、曲った坂道だったようですね。
ということで、今回はこんな感じです。
地図
大田区田園調布本町
関連リンク:
→ 桜坂【NO.560】/桜の名所に名曲「桜坂」の舞台となった坂道/大田区田園調布本町 - 東京坂道さんぽ
→ 大田区ホームページ:おいと坂