NO. 376
坂名:九段坂、飯田坂
住所:東京都千代田区九段北
今日はが天皇誕生日ということはみなさんご存知かとは思いますが、実は富士山の日でもあるので、今回は気がつけばまだブログで取り上げていなかった千代田区の九段坂【NO.376】と富士山の関係について取り上げておきたいと思います。
九段坂【NO.376】については、今回、第4弾ということでこれまでにもけっこう取り上げていますけど、改めて場所を確認するとですね、都営新宿線および東京メトロ・九段下駅の真上にあり、まわりには日本武道館もある北の丸公園や靖国神社に隣接している坂道ですね。
写真1
こちらは田安門前歩道橋からの九段坂【NO.376】の眺めです。(写真1)
今月訪れたときに撮ったものです。
道幅も広くて、東京を代表するような街並みも味わえる坂道風景はあいかわらずでしたね。
ここにくると、ついここから一枚撮ってしまいますね。
写真2
写真1の背後の様子です。(写真2)
中腹あたりから坂上方向を見ているとも言えますね。
こちらの景色は、すこし変わっていました。
のちほど取り上げますけど。
写真3
ここからは数年ほど前に撮った写真になりますけど、この日はここから富士山が見えていましたよ。(写真3)
わかりにくいですけど、写真3中央あたりに見えていますよね。
そして風景が変わったところといえば、写真2と比べてみると、なんと現在はまるで狙ったかのように(そんなことはないと思いますけど)、富士山が見えた位置に道路標識ができていましたね。
いやはや。
写真4
望遠で撮ってみたものです。(写真4)
なんとか富士山見えていますよね。
写真5
ただですね、この日は歩道橋からではなく、九段坂【NO.376】の地上部分から見えるかもいろいろと調べてみたんですよ。(写真5)
そうすると、なんと見えるポイントがありましたね。
歩道橋のそばの中腹あたりからもなんとか富士山見えましたよ。
道路の向こうに見えていますよね。
写真6
写真5ではわかりにくいので、こちらも望遠で撮ってみました。(写真6)
暗く見えていますけど、これはピントを富士山にあわしたので、そうなっているだけで、同じ時間と場所からのものですね。
けっこう見えていましたね。
ここからこれだけ見えれば、昔はもっときれいに見えたでしょうね。
写真7
もう一箇所富士山が見えるポイントありました。(写真7)
かなり見にくいですけど、道路のむこうに富士山みえていますよね。
場所は坂上あたりですね。
この道は江戸時代の古地図にもあるわけで、九段坂【NO.376】の傾斜は昔に比べたらだいぶ造成されたようですけど、この坂上あたりの高低差具合についてはあまり手は加えられていないと思われるので、そういう意味では、昔はもっと絵画のように富士山が道路の向こうに見えていたのかも。
図1
絵画といえば、こちらは、これまでの記事で取り上げていなかった歌川広重による浮世絵「東都名所坂つくしの内 飯田町九段坂之図」(天保後期/1830-44)ですね。(図1)
かつての九段坂【NO.376】の坂下から坂上方向を見た様子だと思われますけど、坂上の方には富士山描かれていないんですよね。
図2
もう一枚です。(図2)
こちらは葛飾北斎による「九段牛ケ淵」(江戸時代)です。
これもかつての九段坂【NO.376】の坂下から坂上方向を眺めているようですけど、富士山が描かれていないんですよね。
昔はいまよりずっと傾斜がきつくて坂道の途中からは富士山が今のようにみえなかったのか、それともわざと描かなかったのか。
謎ですね。
ということで、今回はこんな感じです。
地図:東京都千代田区九段北
関連リンク:
坂名:九段坂、飯田坂
住所:東京都千代田区九段北
今日はが天皇誕生日ということはみなさんご存知かとは思いますが、実は富士山の日でもあるので、今回は気がつけばまだブログで取り上げていなかった千代田区の九段坂【NO.376】と富士山の関係について取り上げておきたいと思います。
九段坂【NO.376】については、今回、第4弾ということでこれまでにもけっこう取り上げていますけど、改めて場所を確認するとですね、都営新宿線および東京メトロ・九段下駅の真上にあり、まわりには日本武道館もある北の丸公園や靖国神社に隣接している坂道ですね。
写真1
こちらは田安門前歩道橋からの九段坂【NO.376】の眺めです。(写真1)
今月訪れたときに撮ったものです。
道幅も広くて、東京を代表するような街並みも味わえる坂道風景はあいかわらずでしたね。
ここにくると、ついここから一枚撮ってしまいますね。
写真2
写真1の背後の様子です。(写真2)
中腹あたりから坂上方向を見ているとも言えますね。
こちらの景色は、すこし変わっていました。
のちほど取り上げますけど。
写真3
ここからは数年ほど前に撮った写真になりますけど、この日はここから富士山が見えていましたよ。(写真3)
わかりにくいですけど、写真3中央あたりに見えていますよね。
そして風景が変わったところといえば、写真2と比べてみると、なんと現在はまるで狙ったかのように(そんなことはないと思いますけど)、富士山が見えた位置に道路標識ができていましたね。
いやはや。
写真4
望遠で撮ってみたものです。(写真4)
なんとか富士山見えていますよね。
写真5
ただですね、この日は歩道橋からではなく、九段坂【NO.376】の地上部分から見えるかもいろいろと調べてみたんですよ。(写真5)
そうすると、なんと見えるポイントがありましたね。
歩道橋のそばの中腹あたりからもなんとか富士山見えましたよ。
道路の向こうに見えていますよね。
写真6
写真5ではわかりにくいので、こちらも望遠で撮ってみました。(写真6)
暗く見えていますけど、これはピントを富士山にあわしたので、そうなっているだけで、同じ時間と場所からのものですね。
けっこう見えていましたね。
ここからこれだけ見えれば、昔はもっときれいに見えたでしょうね。
写真7
もう一箇所富士山が見えるポイントありました。(写真7)
かなり見にくいですけど、道路のむこうに富士山みえていますよね。
場所は坂上あたりですね。
この道は江戸時代の古地図にもあるわけで、九段坂【NO.376】の傾斜は昔に比べたらだいぶ造成されたようですけど、この坂上あたりの高低差具合についてはあまり手は加えられていないと思われるので、そういう意味では、昔はもっと絵画のように富士山が道路の向こうに見えていたのかも。
図1
絵画といえば、こちらは、これまでの記事で取り上げていなかった歌川広重による浮世絵「東都名所坂つくしの内 飯田町九段坂之図」(天保後期/1830-44)ですね。(図1)
かつての九段坂【NO.376】の坂下から坂上方向を見た様子だと思われますけど、坂上の方には富士山描かれていないんですよね。
図2
もう一枚です。(図2)
こちらは葛飾北斎による「九段牛ケ淵」(江戸時代)です。
これもかつての九段坂【NO.376】の坂下から坂上方向を眺めているようですけど、富士山が描かれていないんですよね。
昔はいまよりずっと傾斜がきつくて坂道の途中からは富士山が今のようにみえなかったのか、それともわざと描かなかったのか。
謎ですね。
ということで、今回はこんな感じです。
地図:東京都千代田区九段北
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