NO. 530
坂名:新道の道
住所:東京都板橋区西台

今回は板橋区の「新道の坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は東京都立志村学園の北西エリアにあり、前回取り上げた伝兵衛坂【NO.529】からなら、北西に徒歩3分のところにあります。
最寄駅は、都営三田線・蓮根駅あたりですかね。

新道の坂【NO.530】1+
写真1

まずは変則的に、中腹あたりから坂上方向を見てみたものです。(写真1)
緩やかに上りながら、カーブしていました。
奥に見えている陸橋が一味違った坂道風景を演出しているように見えましたね。

新道の坂【NO.530】2+
写真2

写真1とだいたい同じ位置より坂下方向を見てみました。(写真2)
まっすぐで、遠くには首都高速5号池袋線の高架橋が見えていました。

新道の坂【NO.530】3+
写真3

坂上あたりから坂下方向を見てみました。(写真3)
手前の陸橋はこのあたりの地形具合からできたもののようですね。
いまはわかりにくいですけど、昔は全体的に切り通しになっていたのかもしれないですね。

ちなみにここには坂名の由来が書かれているような坂の碑はありませんでした。
ただいつもお世話になっている(このブログもリンクしてくださっている)「東京23区の坂道」のサイトにて由来についてふれていて、いたばしまち博友の会発行「郷土 板橋の坂道」にて『土地の人は、この坂を「新道の坂」と呼ぶ。昭和6年頃から道路工事が始まり同8年に鉄骨の西台陸橋も完成し、西台初の近代道路が開通した。これまでは西側のとりげつ坂を上り下りしなければならなかったので大いに助かり、皆が感謝した。』とありました。

写真3の陸橋は西台陸橋というんですね。
昭和8年にできたとのことで、今昔マップを見ても、たしかに昭和8年より古い地図には道路の記載はありませんでしたね。

ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。

地図
東京都板橋区西台

関連リンク:
 →  伝兵衛坂【NO.529】/板橋区西台 - 東京坂道さんぽ