NO. 510
坂名:みはらし坂、稲荷坂、いなり坂
住所:東京都小金井市中町

今回は小金井市のみはらし坂について取り上げてみたいと思います。
場所は、都立武蔵野公園の北西エリアにあり、前回取り上げたムジナ坂【NO.509】からなら南西に徒歩4分ほどのところにあります。
最寄駅で言えば、西武多摩川線から南西に徒歩12分ほどのところにあります。

みはらし坂【NO.510】1
写真1

まずは坂上あたりの様子でも。(写真1)
右側の緑が気になりますが、こちらは飛地公園という公園で、都立武蔵野公園の園内マップにも記載があるので、武蔵野公園の一部とも言えるのかもしれないですね。

また写真1左側には栗山遺跡があったようです。
現地に設置されていた案内看板によれば、先土器時代(約1万〜3万年前)の生活址や石器などが発見されたとのこと。

みはらし坂【NO.510】2
写真2

中腹あたりからの様子です。(写真2)
左側の擁壁のせいか切通しのような雰囲気がありました。

みはらし坂【NO.510】3
写真3

坂下から坂上方向を見てみたものです。(写真3)
こうみるとやはりここも高低差はかなりありましたね。
傾斜も13%ということなので、けっこうありますね。

ちなみにここには、写真1でも見えているとおり、「みはらし坂」と書かれた木碑がありました。
ただ由来についての記載はなかったのですが、小金井市による「小金井市の歴史散歩」に、坂名の由来についての記載があり、多摩の山並みの眺望がよい場所であることから、名付けれたということが記載されていました。

これを知ってから、再び写真1を見たんですけど、どうなんでしょうね。
判断するには手前の崖線の樹木が大きすぎますね。

みはらし坂【NO.510】4+
写真4

なお写真1や2の右側にある武蔵野公園の一部でもある飛地公園内にも今回の坂道(みはらし坂)とほぼ並走する形の坂道がありまして、ここからだと遠くまでみはらしがよかったですね。(写真4)
ただこれは別の時期に撮ったものなので、樹木の葉っぱが多い少ないにもよりそうでしたね。

ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。

地図
東京都小金井市中町

関連リンク:
 →   ムジナ坂【NO.509】/小金井市中町 - 東京坂道さんぽ