NO. 494
坂名：三崎坂
住所：東京都台東区谷中
今回は、台東区の三崎坂について取り上げてみたいと思います。
場所は東京メトロ千代田線・千駄木駅のすぐ東側にある坂道です。
写真1
まずは坂下あたりの様子など。（写真1）
千駄木駅もすぐそばということで、商店が立ち並び駅前通りといった雰囲気でした。
このすぐ背後が台東区と文京区の区境があるという立地具合でもありましたね。
あとは、昨日が「いい風呂の日」だったいうわけではないですけど、ちょうど写真1右側には「朝日湯」もありました。
坂道散歩ついでに寄るのもありかもですね。
写真2
すこし坂道を上っていくと、途中に「菊寿堂いせ辰」もありましたね。（写真2）
江戸千代紙の専門店ですね。
江戸末期の1864年に創業とのことなので、もう石碑というか名所扱いさせていただき、お店のHPにも由来などが書かれてありましたので、一部抜粋させていただくとですね、
『いせ辰は、江戸末期の1864年に千代紙・おもちゃ絵の版元として神田元岩井町(現岩本町)で創業しました。千代紙とは布地などにある伝統的な文様とか、自然や時代の生活をテーマにした絵機微で、奉書紙に木版手摺りしたものをいいます。きれいな千代紙は姉さまあそびなどで婦女子に愛玩され蒐集されました。おもちゃ絵は子供用の錦絵として現代の絵本のような役割もしました。江戸千代紙は京都の物と違い、男性的なはっきりとした色使いが特徴で歌舞伎や江戸風俗など題材にして「江戸風情」が強かれています。千代紙は江戸みやげとして全国にも広く伝わりました。』
とありました。
写真3
さらに上り、台東区立谷中小学校あたりのところで、坂道から坂上方向をみると、ちょうど東京スカイツリーが坂道の向こうに見えました。（写真3）
あとは台東区立谷中小学校の前にある「大名時計の塔」も一緒に写すことができましたね。
写真3右側に見えていますよね。
かなり渋いつくりの時計塔なので、おすすめですね。
写真4
坂の中腹あたりから坂下方向を見てみました。（写真4）
ここには写真4でも見えているとおり、坂名の由来が書かれた坂の碑があったので、そのまま抜粋させていただくとですね、
『「三崎」という地名の由来には諸説あるが、駒込・田端・田中の三つの高台にちなむといわれる。安永二年（一七七三）の『江戸志』によると、三��坂の別名を「首ふり坂」といい、三十年ほど以前、この坂の近所に首を振る僧侶がいたことにちなむという。 』
とありました。
高台由来すなわち地形由来ということなんですかね。
要は、崎（みさき）= 山や丘が平地に突き出た先端（デジタル大辞泉より）なんでしょうね。それが3つあると。
意外とありそうでない由来かもしれないですね。
写真5
最後は坂上あたりの様子です。（写真5）
カーブしながら下っているのは印象的でしたね。
このあたりは地図で見てもらうとわかりやですけど、両側はお寺だらけでした。
名前をあげれば妙圓寺、妙法寺、天龍院、本通寺、龍谷寺、永久寺、観智院、明王院、全生庵、福相寺、長久寺とこれだけのお寺が坂道に隣接していました。（もれてたらすみません。）
そして各お寺の門も印象的でしたね。
なお別名の「首ふり坂」は、僧侶説以外に、坂道の両側が寺ばかりで訪れるひとが首をふりふりしたことから名付けられたという説もあるらしいですよ。
そんなわけなので、ここは昔からお寺が密集していて、江戸時代の古地図にも記載がある古い坂道のようでしたね。
ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
東京都台東区谷中
関連リンク：
→ 三段坂【NO.203】/台東区池之端 - 東京坂道さんぽ
→ 三崎坂 _ TAITOおでかけナビ _ 台東区の公式観光情報サイト
→ お店について – いせ辰
坂名：三崎坂
住所：東京都台東区谷中
今回は、台東区の三崎坂について取り上げてみたいと思います。
場所は東京メトロ千代田線・千駄木駅のすぐ東側にある坂道です。
[坂下あたりにある朝日湯と菊寿堂いせ辰]
写真1
まずは坂下あたりの様子など。（写真1）
千駄木駅もすぐそばということで、商店が立ち並び駅前通りといった雰囲気でした。
このすぐ背後が台東区と文京区の区境があるという立地具合でもありましたね。
あとは、昨日が「いい風呂の日」だったいうわけではないですけど、ちょうど写真1右側には「朝日湯」もありました。
坂道散歩ついでに寄るのもありかもですね。
写真2
すこし坂道を上っていくと、途中に「菊寿堂いせ辰」もありましたね。（写真2）
江戸千代紙の専門店ですね。
江戸末期の1864年に創業とのことなので、もう石碑というか名所扱いさせていただき、お店のHPにも由来などが書かれてありましたので、一部抜粋させていただくとですね、
『いせ辰は、江戸末期の1864年に千代紙・おもちゃ絵の版元として神田元岩井町(現岩本町)で創業しました。千代紙とは布地などにある伝統的な文様とか、自然や時代の生活をテーマにした絵機微で、奉書紙に木版手摺りしたものをいいます。きれいな千代紙は姉さまあそびなどで婦女子に愛玩され蒐集されました。おもちゃ絵は子供用の錦絵として現代の絵本のような役割もしました。江戸千代紙は京都の物と違い、男性的なはっきりとした色使いが特徴で歌舞伎や江戸風俗など題材にして「江戸風情」が強かれています。千代紙は江戸みやげとして全国にも広く伝わりました。』
とありました。
[坂道とスカイツリー]
写真3
さらに上り、台東区立谷中小学校あたりのところで、坂道から坂上方向をみると、ちょうど東京スカイツリーが坂道の向こうに見えました。（写真3）
あとは台東区立谷中小学校の前にある「大名時計の塔」も一緒に写すことができましたね。
写真3右側に見えていますよね。
かなり渋いつくりの時計塔なので、おすすめですね。
[中腹あたりの様子と坂名の由来について]
写真4
坂の中腹あたりから坂下方向を見てみました。（写真4）
ここには写真4でも見えているとおり、坂名の由来が書かれた坂の碑があったので、そのまま抜粋させていただくとですね、
『「三崎」という地名の由来には諸説あるが、駒込・田端・田中の三つの高台にちなむといわれる。安永二年（一七七三）の『江戸志』によると、三��坂の別名を「首ふり坂」といい、三十年ほど以前、この坂の近所に首を振る僧侶がいたことにちなむという。 』
とありました。
高台由来すなわち地形由来ということなんですかね。
要は、崎（みさき）= 山や丘が平地に突き出た先端（デジタル大辞泉より）なんでしょうね。それが3つあると。
意外とありそうでない由来かもしれないですね。
[坂上あたりの様子とお寺]
写真5
最後は坂上あたりの様子です。（写真5）
カーブしながら下っているのは印象的でしたね。
このあたりは地図で見てもらうとわかりやですけど、両側はお寺だらけでした。
名前をあげれば妙圓寺、妙法寺、天龍院、本通寺、龍谷寺、永久寺、観智院、明王院、全生庵、福相寺、長久寺とこれだけのお寺が坂道に隣接していました。（もれてたらすみません。）
そして各お寺の門も印象的でしたね。
なお別名の「首ふり坂」は、僧侶説以外に、坂道の両側が寺ばかりで訪れるひとが首をふりふりしたことから名付けられたという説もあるらしいですよ。
そんなわけなので、ここは昔からお寺が密集していて、江戸時代の古地図にも記載がある古い坂道のようでしたね。
ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
東京都台東区谷中
関連リンク：
→ 三段坂【NO.203】/台東区池之端 - 東京坂道さんぽ
→ 三崎坂 _ TAITOおでかけナビ _ 台東区の公式観光情報サイト
→ お店について – いせ辰
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