NO. 482
坂名:地獄坂
住所:東京都府中市宮町

今回は、府中市の地獄坂について取り上げてみたいと思います。
場所は大國魂神社に隣接してあり、坂下あたりは妙光院の境内になっている坂道です。
前に取り上げた金毘羅坂【NO.481】からもすぐの場所にありますね。

地獄坂【NO.482】1
写真1

まずは坂下あたりの様子など。(写真1)
ここも金毘羅坂【NO.481】と同じく、坂下あたりはお墓がすぐそばにある坂道でした。
形状的には階段で、写真1でいえば、階段を上ったところで右に曲がりさらに続いています。

地獄坂【NO.482】2
写真2

階段は続いていました。(写真2)
高低差もかなりありますね。
緑が多くて、山登りをしている気分になりましたね。

このあたりはまだ妙光院の境内のようでした。

地獄坂【NO.482】3
写真3

さらに上り、坂下方向を見てみました。(写真3)
この高低差具合はまさに崖地ですね。
このあたりは府中崖線の一部だそうですよ。

地獄坂【NO.482】4
写真4

写真3の背後の様子です。(写真4)
平らですが、正面奥には坂名の由来が書かれた案内板があったので、ここも地獄坂ということみたいでした。

ちなみに、坂名の由来については、プレートに『この坂の由来は明らかではありませんが、昔、この坂道を繁茂した竹や草木がおおいかぶさり、また周囲の木立などがうっそうとして薄暗く、それはあたかも通行する人の心に地獄への未知のようなイメージを与えていたことによるのかもしれません。 別名を「暗闇坂」ともいいますが、この名前は坂道の薄暗い状態から由来していると思われます。 坂の西側の叢林は、五月五日の暗闇祭で有名な武蔵総社大国魂神社の杜です。 』とありました。

言われてみれば、坂下にはお墓があるし、そんな気分で木立などでうっそうとした薄暗い階段を歩くと、そう思われるかたも多いのかもしれないですね。
(僕はそれを前述で登山している気分と言ってしまいましたね。汗。)

写真4の左側の緑地といえるほどの樹木がある場所は大国魂神社の境内だったんですね。
この坂上あたりは変わった構成というか風景の道で、なぜこんな場所に案内板まであるんだろうという意味でも、たぶん歩くと印象に残りやすい道かもしれないですね。

あとは大国魂神社の暗闇祭もまた見てみたいですね。
かなり大規模なお祭りみたいなので。

ということで、今回はこんな感じです。

地図
東京都府中市宮町

関連リンク:  
→ 金毘羅坂【NO.481】/府中市本町 - 東京坂道さんぽ
→ くらやみ祭 _ 府中観光協会