住所:東京都港区虎ノ門

今回は前回取り上げた「しいのき坂【NO.475】」から東京メトロ日比谷線・神谷町駅へと抜ける道がいい坂道だったので、そのときのことでも。

六本木1丁目から神谷町駅へ抜ける坂道1+
写真1

しいのき坂【NO.475】の坂下あたりに、写真1のような細い抜け道がありました。 (写真1)
歩いたときは意識していなかったのですが、今思えば、もしかしたらこの道が前に六本木1丁目の坂道の記事(記事名:六本木1丁目の坂道と林野庁宿舎跡地)で取り上げた皇女和宮が明治時代になってから、ひっそりとお忍びで使われたこともあるかもしれない細道(ゲニウス・ロキの細道)の名残りかもしれないなあと。
あくまで妄想レベルですけどね。
でも古地図を見ても該当しそうな道もないわけなので。

六本木1丁目から神谷町駅へ抜ける坂道2+
写真2

細道をつらつらと東京メトロ日比谷線・神谷町駅方面(東側)に歩いていくと、奥はいい感じにくねくねしている坂道になっていました。 (写真2)
立地的には写真2右側が現在再開発中の麻布台ヒルズという具合ですね。

この写真を撮ったときは写真2右側に昔の家々がまだたくさん残っている頃でしたね。
なのでいまはどどんとビルがあるのかもしれないです。

六本木1丁目から神谷町駅へ抜ける坂道3+
写真3

坂下あたりにやってきました。 (写真3)
もうこの背後が桜田通りであり、神谷町駅もすぐそばでした。
ここからみると高低差具合もわかりやすく、舗装も傾斜のきつめの坂道にあるドーナツ型の滑り止めになっていますよね。

六本木1丁目から神谷町駅へ抜ける坂道4+
写真4

こちらは写真3のときよりさらに古い一年前のもので、写真3左側はこんな具合に古い家々がまだ立ち並んでいましたね。 (写真4)
さすがにこれだけ古いと地震での倒壊不安に加えて、街全体の治安にも影響してきそうな雰囲気なので、再開発という手は悪くなかったのかもしれないですね。
今思えば。
僕もまあこれまでにいろいろ経験もしたし、10年くらい前までは一部の専門家の偏った情報についつい影響されがちでしたが、この数年はSNSの発達のおかげでなにが自身、しいては街の将来にとっていいことなのかということを測る(比べる)いろんな情報も知る機会が格段に増えた結果の考えでもありますかね。

六本木1丁目から神谷町駅へ抜ける坂道5
写真5

最後は、半年ほど前に撮った今回の坂道の坂下あたりの様子です。 (写真5)
写真5の左には麻布台ヒルズの建物ができてきていましたね。
また麻布台ヒルズが竣工したらあわせてこの坂道も歩いてみたいですね。

ということで、けっこう前の写真も混ぜての紹介となりましたが、今回はこんな感じです。

地図
東京都港区虎ノ門

関連リンク:  
→ 六本木1丁目の坂道と林野庁宿舎跡地 /港区六本木1 - 東京坂道さんぽ
→ しいのき坂【NO.475】/港区六本木 - 東京坂道さんぽ