NO. 475
坂名:しいのき坂
住所:東京都港区六本木
今回は、港区の「しいのき坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は、城山ガーデン公園やアークヒルズ仙石山森タワーに隣接していて、御組坂【NO.65】からも近いですね。
最寄り駅でいえば、東京メトロ日比谷線・神谷町駅です。
また前回取り上げた六本木1丁目の坂道(記事名:六本木1丁目の坂道と林野庁宿舎跡地)のある六本木1丁目の六本木ファーストプラザともほぼ隣接している坂道とも言えるかもですね。
写真1
まずは坂下あたりの様子など。 (写真1)
きれいな道路で、坂下あたりは緩やかな傾斜でした。
写真1の左側にはアークヒルズ仙石山森タワーの高層ビルがそびえ立っていました。
設計は入江三宅設計事務所、施工は大林組で、今回はビルの写真はないですけど、建築好きの方ならあわせて見物するのもいいかもしれない建物かもですね。
写真2
だいたい同じ位置よりさらに坂下方向をみてみました。 (写真2)
正面は再開発中の麻布台ヒルズがある場所なので、今は新しいビルで見えないかもしれないですが、このときは東京タワーや霊友会釈迦殿の建物が見えていましたね。
そして、この写真2右側に六本木1丁目の六本木ファーストプラザがあるので、六本木1丁目の坂道の記事でも取り上げた皇女和宮が明治時代になってから、ひっそりとお忍びで使われたこともあるかもしれない細道もこのあたりを横切っていたのかもしれないですね。
写真3
さらに坂道を上っていくと、けっこうなカーブ坂道になっていました。 (写真3)
街路樹が印象的でしたね。
ちなみにここには坂名の由来が書かれているような案内板はなかったのですが、坂下あたりにあるアークヒルズ仙石山森タワーの敷地と一体となって計画されている大けやき広場内の地域案内板(実は写真2でも見えています)の地図に「しいのき坂」と書かれていました。
またアークヒルズ(森ビル)の公式HPにも「しいのき坂」について説明があり、そのまま抜粋させていただくとですね、
『地域の在来種であるシイノキが植えられています。数年後には並木の木々が成長し、車窓からの景色も歩行時の眺めも更にすばらしい並木道になってくれることでしょう。 』
とありました。
なので、写真3で見えている街路樹はシイノキのようですね。
だから坂名も「しいのき坂」ということなんでしょうね。
写真4
さらに上り、坂上方向を見てみました。 (写真4)
S字カーブに街路樹に擁壁と、なかなか印象的な風景が広がっていました。
写真5
写真4とだいたい同じ位置から坂下方向を見てみました。 (写真5)
ここからだと東京タワーもいい感じで見えていました。
手前のビルはオランダヒルズ森タワーのようですね。
写真6
最後は、坂上あたりの様子です。 (写真6)
ここからだと、高低差も関係して坂道とあわせて、右側のアークヒルズ仙石山森タワーの高層ビルがチラチラと見えていて、独特な雰囲気がありましたね。
あとここは、前回取り上げた六本木1丁目の坂道の記事(記事名:六本木1丁目の坂道と林野庁宿舎跡地)内で紹介した「明治9年、静寛院宮邸時代」の古地図にも書かれておらず、今昔マップでもアークヒルズ仙石山森タワーができる前のどの年代の地図にも記載がないので、再開発によりできた坂道だと思われます。
ただこの坂道、歴史は浅いとはいえ、アークヒルズのランドスケープ(外構)との関係や前回取り上げた六本木1丁目の六本木ファーストプラザの地霊にまつわる話(必読です)ともからめながら歩くと、また違った視点が得られて興味深い坂道とも言えそうですね。
ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
東京都港区六本木
関連リンク:
→ 六本木1丁目の坂道と林野庁宿舎跡地 /港区六本木1 - 東京坂道さんぽ
→ 御組坂【NO.65】/港区六本木 - 東京坂道さんぽ
→ ガーデン/広場/緑 | アークヒルズ - ARK Hills
坂名:しいのき坂
住所:東京都港区六本木
今回は、港区の「しいのき坂」について取り上げてみたいと思います。
場所は、城山ガーデン公園やアークヒルズ仙石山森タワーに隣接していて、御組坂【NO.65】からも近いですね。
最寄り駅でいえば、東京メトロ日比谷線・神谷町駅です。
また前回取り上げた六本木1丁目の坂道(記事名:六本木1丁目の坂道と林野庁宿舎跡地)のある六本木1丁目の六本木ファーストプラザともほぼ隣接している坂道とも言えるかもですね。
写真1
まずは坂下あたりの様子など。 (写真1)
きれいな道路で、坂下あたりは緩やかな傾斜でした。
写真1の左側にはアークヒルズ仙石山森タワーの高層ビルがそびえ立っていました。
設計は入江三宅設計事務所、施工は大林組で、今回はビルの写真はないですけど、建築好きの方ならあわせて見物するのもいいかもしれない建物かもですね。
写真2
だいたい同じ位置よりさらに坂下方向をみてみました。 (写真2)
正面は再開発中の麻布台ヒルズがある場所なので、今は新しいビルで見えないかもしれないですが、このときは東京タワーや霊友会釈迦殿の建物が見えていましたね。
そして、この写真2右側に六本木1丁目の六本木ファーストプラザがあるので、六本木1丁目の坂道の記事でも取り上げた皇女和宮が明治時代になってから、ひっそりとお忍びで使われたこともあるかもしれない細道もこのあたりを横切っていたのかもしれないですね。
写真3
さらに坂道を上っていくと、けっこうなカーブ坂道になっていました。 (写真3)
街路樹が印象的でしたね。
ちなみにここには坂名の由来が書かれているような案内板はなかったのですが、坂下あたりにあるアークヒルズ仙石山森タワーの敷地と一体となって計画されている大けやき広場内の地域案内板(実は写真2でも見えています)の地図に「しいのき坂」と書かれていました。
またアークヒルズ(森ビル)の公式HPにも「しいのき坂」について説明があり、そのまま抜粋させていただくとですね、
『地域の在来種であるシイノキが植えられています。数年後には並木の木々が成長し、車窓からの景色も歩行時の眺めも更にすばらしい並木道になってくれることでしょう。 』
とありました。
なので、写真3で見えている街路樹はシイノキのようですね。
だから坂名も「しいのき坂」ということなんでしょうね。
写真4
さらに上り、坂上方向を見てみました。 (写真4)
S字カーブに街路樹に擁壁と、なかなか印象的な風景が広がっていました。
写真5
写真4とだいたい同じ位置から坂下方向を見てみました。 (写真5)
ここからだと東京タワーもいい感じで見えていました。
手前のビルはオランダヒルズ森タワーのようですね。
写真6
最後は、坂上あたりの様子です。 (写真6)
ここからだと、高低差も関係して坂道とあわせて、右側のアークヒルズ仙石山森タワーの高層ビルがチラチラと見えていて、独特な雰囲気がありましたね。
あとここは、前回取り上げた六本木1丁目の坂道の記事(記事名:六本木1丁目の坂道と林野庁宿舎跡地)内で紹介した「明治9年、静寛院宮邸時代」の古地図にも書かれておらず、今昔マップでもアークヒルズ仙石山森タワーができる前のどの年代の地図にも記載がないので、再開発によりできた坂道だと思われます。
ただこの坂道、歴史は浅いとはいえ、アークヒルズのランドスケープ(外構)との関係や前回取り上げた六本木1丁目の六本木ファーストプラザの地霊にまつわる話(必読です)ともからめながら歩くと、また違った視点が得られて興味深い坂道とも言えそうですね。
ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
東京都港区六本木
関連リンク:
→ 六本木1丁目の坂道と林野庁宿舎跡地 /港区六本木1 - 東京坂道さんぽ
→ 御組坂【NO.65】/港区六本木 - 東京坂道さんぽ
→ ガーデン/広場/緑 | アークヒルズ - ARK Hills