住所:兵庫県芦屋市東芦屋町

今回は「芦屋神社道」という芦屋神社へと向かう道について取り上げてみたいと思います。

芦屋神社道の坂道と眺望【とある街の風景385】1
写真1

芦屋神社道とは、芦屋神社から阪急神戸線・芦屋川駅のほうに向かって下っていく住宅街の路地道のことで、おそらく知る人ぞ知るくらいのレベルの道かもしれないです。 (写真1)
ただ芦屋神社は山腹にある神社なので、芦屋神社道を歩いていると神戸の街並みがよくみえるポイントがいくつかあるんですよ。
写真1もそのひとつですね。

なおこの道はここからさらに傾斜のきつい坂道となり、道なりにずっと下っていくと、前回取り上げたライト坂【NO.467】の坂下あたりにつながっているという立地具合ですね。(ライト坂【NO.467】の写真1の中央右側に「芦屋神社参道」と書かれてあるのがそれですね。)
そういう意味では、この道は芦屋神社の参道でもあるのかもしれないですね。

芦屋神社道の坂道と眺望【とある街の風景385】2
写真2

望遠レンズで撮ったものです。 (写真2)
神戸の街並みに加えて港や海、さらに遠くの和歌山か淡路島あたりの岬も見えていましたね。

芦屋神社道の坂道と眺望【とある街の風景385】3
写真3

写真1の左側は空地になっていたので、こちらの眺望もよかったですね。 (写真3)
この空地はおそらくこの20年くらいはそのままだったと思いますね。
そういう意味では、もうここは公園にしてしまってもいいんじゃないかなと思ってみたり。
この見え方だと地域のちょっとした展望名所にもなりそうですし、芦屋神社との関係性もありますしね。
言うのは簡単ですけど。(汗)

芦屋神社道の坂道と眺望【とある街の風景385】4
写真4

写真1の場所からすこし山側(芦屋神社側)に行ったところの様子です。 (写真4)
坂上には芦屋神社も見えていて、写真4右下には「芦屋神社道」と書かれた標識もありますよね。

芦屋神社は小さい頃からよく訪れてますけど、昔はここに道路名はなかったように思うので、それなりに最近なんだろなあと思って調べてみたら、平成11年(1999年)と令和2年(2020年)に市民から愛称を募集して決められたとありましたね。

芦屋神社道の坂道と眺望【とある街の風景385】5
写真5

せっかくなので芦屋神社の様子など。 (写真5)
祭り神は天穂日命(あめのほひのみこと)で、もとは芦屋天神社と称していたのを、昭和21年(1946)に芦屋神社と改称されたとのこと。
いつできたかはさだかではないらしいのですが、天穂日命の伝説などから推察して約1400年前にはすでに建立されていたのではと言われているそうです。

あと芦屋神社といえば、長嶋茂雄さんが巨人軍選手時代(監督時代も?)、阪神戦の際にJR芦屋駅前にあるホテル竹園に宿泊したときは坂道トレーニング(散歩?)も兼ねていつも参拝しにきていたという話はこのあたりでは有名な話ですね。

ということで、今回はこんな感じです。

地図
兵庫県芦屋市東芦屋町

関連リンク:  
→ 神社について | 芦屋神社
→ ライト坂【NO.467】/芦屋市山手町 /ヨドコウ迎賓館とフランク・ロイド・ライト - 東京坂道さんぽ