NO. 467
坂名:ライト坂
住所:兵庫県芦屋市山手町
今回は芦屋市のライト坂について取り上げてみたいと思います。
場所は、阪急神戸線・芦屋川駅の北側にあり、駅から徒歩でいえば3分くらいのところにある坂道です。
写真1
まずは坂下あたりの様子など。
このあたりはまさに阪急神戸線・芦屋川駅から徒歩で3分くらいのところですね。
ここから坂道は山側に向かって上っていきます。
高低差は見ての通りで、かなりあり、写真1で見えている部分はまだ序の口でしたね。
個人的には地元の風景とも言えまして、この坂道は歩きもそうですが、六甲山山頂に向かうためにここを車で通り抜けたよなあという記憶も強く残っていますね。
写真2
そばには坂名が書かれた看板もありました。
愛称名「ライト坂」と書かれてますね。
実は写真1の左側の歩道奥にもちらりと見えているんですよ。
ちなみに、坂名の由来については、”ライト=照明”や”ライト=軽い”などではなく(笑)、この坂道の途中にある「ヨドコウ迎賓館」を設計したアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトに由来しているのですよ。
写真3
では「ヨドコウ迎賓館」というと、実は坂道の途中からよりも芦屋川駅前からみるほうがわかりやすかったですね。
写真3中央は芦屋川で、中央右斜め上の斜面に「ヨドコウ迎賓館」が見えていますよね。
「ヨドコウ迎賓館」は国の重要文化財されていて、一般公開もされています。
現在、フランク・ロイド・ライトが設計したアメリカ国内の8作品が世界文化遺産に登録されていて、「ヨドコウ迎賓館」も追加登録を目指す作品になったため、近い将来、世界遺産になるかもしれない建物とも言えるかもですね。
(そういえば、今月販売されたばかりのカーサ・ブルータス2023年11月号では「フランク・ロイド・ライトと日本」 と題してフランク・ロイド・ライトの特集がされていましたね。紙面では「ヨドコウ迎賓館」も櫻井翔さんが訪れる形で紹介されていましたよ。プチ情報でした。)
写真4
坂道をすこし上り、坂下方向を見てみました。
S字のカーブと眺望がいいですね。
やはりここは建築家の名前がついている坂道なので、空間的に楽しむのもありかもですね。
写真5
写真4のすぐ右手は崖になっていて、その上に「ヨドコウ迎賓館」の建物も見えていました。
最初の写真1ではなにげに標識に隠れて「ヨドコウ迎賓館」が見えていないので、次回訪れたときはもうすこし坂下からの建物と坂道の関係がわかりやすい写真も撮っておきたいところですね。
写真6
すこし上り、さらに坂上方向を見てみました。
ここのカーブもいい感じで、さらに傾斜もなかなかのものでした。
自転車なら押して上らないといけないくらいの傾斜でしたね。
中央左側には「ヨドコウ迎賓館」の入口も見えていましたね。
なので「ヨドコウ迎賓館」に来ようと思えば、ここまではのぼらないといけないわけですね。
写真7
写真6とだいたい同じ位置より、坂下方向を見てみました。
坂下とは高低差もでてきたので、遠くの眺望もひらけてきました。
写真8
せっかくなので、望遠レンズを使いぱちりと。
遠くに見えているのは湾岸の「東神戸大橋」ですかね。
写真9
さらに上り、芦屋市立山手小学校あたりまできて、坂下方向を見てみました。
ここにきてもまだ傾斜ありますね。
写真9の左側が芦屋市立山手小学校です。
校舎からの眺望もよさそうですね。
写真10
さらに坂道を上り、山側を見てみたものです。
このあたりから六甲山の頂上付近も見えるようになってきました。
なおいつものように今昔マップで古地図も見てみると、掲載されている一番古い明治42年の地図にも今と同じ場所に記載があるので、ここもそれなりに昔からある道のようでしたね。
ということで、坂道傾斜はまだ続いていましたが、このあたりを坂上あたりとして、今回は終えたいと思います。
地図:兵庫県芦屋市山手町
関連リンク:
→ フランク・ロイド・ライトの旧山邑邸 /兵庫県芦屋市 - 東京坂道さんぽ
→ ヨドコウ迎賓館
→ Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2023年11月号「フランク・ロイド・ライトと日本」-楽天ブックス
坂名:ライト坂
住所:兵庫県芦屋市山手町
今回は芦屋市のライト坂について取り上げてみたいと思います。
場所は、阪急神戸線・芦屋川駅の北側にあり、駅から徒歩でいえば3分くらいのところにある坂道です。
写真1
まずは坂下あたりの様子など。
このあたりはまさに阪急神戸線・芦屋川駅から徒歩で3分くらいのところですね。
ここから坂道は山側に向かって上っていきます。
高低差は見ての通りで、かなりあり、写真1で見えている部分はまだ序の口でしたね。
個人的には地元の風景とも言えまして、この坂道は歩きもそうですが、六甲山山頂に向かうためにここを車で通り抜けたよなあという記憶も強く残っていますね。
写真2
そばには坂名が書かれた看板もありました。
愛称名「ライト坂」と書かれてますね。
実は写真1の左側の歩道奥にもちらりと見えているんですよ。
ちなみに、坂名の由来については、”ライト=照明”や”ライト=軽い”などではなく(笑)、この坂道の途中にある「ヨドコウ迎賓館」を設計したアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトに由来しているのですよ。
写真3
では「ヨドコウ迎賓館」というと、実は坂道の途中からよりも芦屋川駅前からみるほうがわかりやすかったですね。
写真3中央は芦屋川で、中央右斜め上の斜面に「ヨドコウ迎賓館」が見えていますよね。
「ヨドコウ迎賓館」は国の重要文化財されていて、一般公開もされています。
現在、フランク・ロイド・ライトが設計したアメリカ国内の8作品が世界文化遺産に登録されていて、「ヨドコウ迎賓館」も追加登録を目指す作品になったため、近い将来、世界遺産になるかもしれない建物とも言えるかもですね。
(そういえば、今月販売されたばかりのカーサ・ブルータス2023年11月号では「フランク・ロイド・ライトと日本」 と題してフランク・ロイド・ライトの特集がされていましたね。紙面では「ヨドコウ迎賓館」も櫻井翔さんが訪れる形で紹介されていましたよ。プチ情報でした。)
写真4
坂道をすこし上り、坂下方向を見てみました。
S字のカーブと眺望がいいですね。
やはりここは建築家の名前がついている坂道なので、空間的に楽しむのもありかもですね。
写真5
写真4のすぐ右手は崖になっていて、その上に「ヨドコウ迎賓館」の建物も見えていました。
最初の写真1ではなにげに標識に隠れて「ヨドコウ迎賓館」が見えていないので、次回訪れたときはもうすこし坂下からの建物と坂道の関係がわかりやすい写真も撮っておきたいところですね。
写真6
すこし上り、さらに坂上方向を見てみました。
ここのカーブもいい感じで、さらに傾斜もなかなかのものでした。
自転車なら押して上らないといけないくらいの傾斜でしたね。
中央左側には「ヨドコウ迎賓館」の入口も見えていましたね。
なので「ヨドコウ迎賓館」に来ようと思えば、ここまではのぼらないといけないわけですね。
写真7
写真6とだいたい同じ位置より、坂下方向を見てみました。
坂下とは高低差もでてきたので、遠くの眺望もひらけてきました。
写真8
せっかくなので、望遠レンズを使いぱちりと。
遠くに見えているのは湾岸の「東神戸大橋」ですかね。
写真9
さらに上り、芦屋市立山手小学校あたりまできて、坂下方向を見てみました。
ここにきてもまだ傾斜ありますね。
写真9の左側が芦屋市立山手小学校です。
校舎からの眺望もよさそうですね。
写真10
さらに坂道を上り、山側を見てみたものです。
このあたりから六甲山の頂上付近も見えるようになってきました。
なおいつものように今昔マップで古地図も見てみると、掲載されている一番古い明治42年の地図にも今と同じ場所に記載があるので、ここもそれなりに昔からある道のようでしたね。
ということで、坂道傾斜はまだ続いていましたが、このあたりを坂上あたりとして、今回は終えたいと思います。
地図:兵庫県芦屋市山手町
関連リンク:
→ フランク・ロイド・ライトの旧山邑邸 /兵庫県芦屋市 - 東京坂道さんぽ
→ ヨドコウ迎賓館
→ Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2023年11月号「フランク・ロイド・ライトと日本」-楽天ブックス