NO. 460
坂名:タルホ坂 
住所:兵庫県神戸市灘区原田通+城内通 + 灘北通

今回は、神戸市のタルホ坂について取り上げてみたいと思います。
場所は神戸市立王子動物園から南へJR灘駅まで下っている坂道です。

タルホ坂【NO.460】1
写真1

まずは坂上あたりの様子です。 (写真1)
まっすぐな坂道でした。

この道は、前に美かえる坂【NO.452】でも取り上げた「ミュージアムロード」としても知られていますね。
ミュージアムロードはまちづくり的に考えられた道なので、やはり王子動物園は外せないのだろうなと、そんな気がしますね。

タルホ坂【NO.460】2
写真2

写真1の背後には王子動物園の入口がありました。 (写真2)
背後の六甲山とのコラボ風景もいいですね。

タルホ坂【NO.460】3
写真3

中腹あたりまできて、坂下方向を見てみました。 (写真3)
渋いつくりの阪急神戸線の高架橋が印象的ですね。

あとは、写真3の中央左側に見えている「 kuli-kuli 」なるお店、カフェかと思ったら、玩具店なんですね。(あとで調べて知りました。)
そういえば、ここも含めて、坂道沿いには雰囲気のある個人経営ぽい飲食店もちらほらと点在していましたね。

タルホ坂【NO.460】4
写真4

高架橋の下から坂上方向を見てみました。 (写真4)
高架橋のつくり、ほんと渋くていい感じですね。
なかなかこういうのはないかも。

タルホ坂【NO.460】5
写真5

坂下までやってきました。
ここからだと坂上のほうは見えませんが、かなりの高低差を下りてきましたね。

そしてこの背後にはJR灘駅の北口があるという立地具合ですね。

ちなみに、ここには坂名の由来が書かれているような坂の碑はありませんでしたが、灘区役所発行の広報誌「なだだな」に、『 王子動物園とJR 灘駅を結ぶ坂道。小説家・稲垣足穂は学生時代、この坂を登り原田の森(現王子動物園)にあった関西学院に通っていた。 』と書かれてありました。

いちおう今昔マップも見てみると、大正12年の地図から、この坂道は記載がありましたね。

ということで、今回はこんな感じです。

地図 :兵庫県神戸市灘区原田通+城内通 + 灘北通


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