住所:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央

前回取り上げた「かぎや坂【NO.456】」のすぐ西側にも気になる坂道がありました。

森ノ宮中央2丁目の坂道と出世地蔵尊1+
写真1

「かぎや坂【NO.456】」のすぐ西側にある越中町筋に隣接した遊歩道らしき道のようで、いい感じの坂道になっていましたね。 (写真1)
写真1でいえば、すぐ左側が法円坂1丁目(地名)なので、もしかしたらこれが、法円坂かも?なんて妄想してしまいましたね。

ちなみにこの道とすぐ東側(写真1でいえば右側)にある越中町筋を「かぎや坂」としている坂道巡り(マニア?)のサイトもあったりして、今昔マップがなければ、かなり混乱したかもですね。

森ノ宮中央2丁目の坂道と出世地蔵尊2+
写真2

坂道の東側(写真1でいえば右側)には、「越中雄の塔」なる建物がありましたね。 (写真2)
2016年に建てられたものらしいです。
詳しいことはわからないですが、建物の手前には「細川越中守忠興屋敷跡」と記された石碑があったので、これ関係かのかもしれないですね。

森ノ宮中央2丁目の坂道と出世地蔵尊3+
写真3

あとは、写真1の背後には、かぎや坂【NO.456】でも取り上げた史跡「越中井」があり、さらにその横には「出世地蔵尊」なるお堂がありました。 (写真3)
知る人ぞ知るお堂のようで、由来とかはわからなかったのですが、場所柄やはりこれも細川ガラシャ終焉の地と関係していそうですね。

森ノ宮中央2丁目の坂道と出世地蔵尊4+
写真4

坂道を上り、坂上あたりから坂下方向を見てみました。 (写真4)
この雰囲気と、坂道沿いの史跡を鑑みると、やはりここが法円坂かも?なんて妄想してしまいそうですけど、ここはそれほど古い道ではなさそうなんですよね。

森ノ宮中央2丁目の坂道と出世地蔵尊5+
写真5

最後は、写真4の左側の様子です。 (写真5)
眼下に見えているのが越中町筋で、実はこれだけ高低差があるんですよね。
ちなみに越中町筋とかぎや坂【NO.456】の標高はだいたい同じくらいなので、この高低差からなにを妄想するかですかね。
昔からこうだったのかとか、実はかぎや坂【NO.456】も今回の坂道くらいの傾斜があったのに削られて今の形になったのか、とかですかね。

ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。

地図 :大阪府大阪市中央区森ノ宮中央


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