NO. 456
坂名:かぎや坂 
住所:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央

今回は、大阪市のかぎや坂について取り上げてみたいと思います。
場所は坂道のすぐ南側に越中公園が隣接していて、大阪城公園からなら南へ徒歩で4、5分のところにあります。
最寄り駅でいえば、大阪メトロ・森ノ宮駅です。

かぎや坂【NO.456】1+
写真1

まずは坂下あたりの様子です。 (写真1)
短い坂道で、坂下あたりはほぼ平坦というくらいゆるい傾斜でしたね。

写真1のすぐ左側には、史跡「越中井」もありました。
大阪市の公式HPに越中井についての説明があったので、そのまま抜粋させていただくとですね、
『この付近は細川越中守忠興(ただおき)の邸跡で、越中井はその邸内にあったものといわれている。慶長5年(1600)関ケ原戦の直前、忠興が家康に従い上杉攻めに出陣中、石田三成は在坂諸大名の妻子を人質にしようとしたが、忠興夫人玉子(洗礼名ガラシャ)はこれに従わず、家臣に胸を突かせて37歳の生涯を閉じた。近くのカトリック教会には、ガラシャ夫人像とキリシタン大名の高山右近(たかやまうこん)像がある。』
とありました。

要は細川ガラシャ最期の地として知られる場所ですね。

かぎや坂【NO.456】2+
写真2

坂上からの様子です。 (写真2)
ここもかなりゆるい傾斜ですね。

ちなみに現地には坂名の由来が書かれているような坂の碑はありませんでした。
坂名の由来も不明という説が有力です。
ただ江戸時代からの古い道であり、今昔マップの一番古い明治42年の地図にも記載があり、なんといっても現在のグーグルマップにも「かぎや坂」と記載があるので、今回はナンバリングすることにしました。

ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。

地図 :大阪府大阪市中央区森ノ宮中央


関連リンク: