今回は、新座市の引坂について取り上げてみたいと思います。
場所は、前回取り上げた中沢の坂(NO.420)の坂下あたりから東に徒歩3分ほどのところにある坂道です。

引坂(NO.421)1+
写真1

まずは坂下あたりの様子です。 (写真1)
L字の形状をしている坂道だったので、ここから坂上あたりは見えませんでした。

両側は市が管理している1号片山緑地らしく、まさに緑のトンネルという感じでしたね。
雰囲気的には、国分寺崖線上の緑地と似ている感じでしたね。

引坂(NO.421)2+
写真2

写真1のカーブ坂道を左に曲がり、すこし上ったところから坂下方向を見てみました。(写真2)
カーブ具合が印象的で、すこし切通しのように擁壁がきりたっていましたね。

ちなみにここには、坂名の由来が書かれてあるような坂の碑はありませんでしたが、新座市による新座市史に引坂のことが記載されていました。
ただ由来のついては、どこにも記載がなく、なぜ”引”なのかはわかりませんでした。

引坂(NO.421)3+
写真3

最後は、写真2とだいたい同じ位置より、坂上あたりを見てみたものです。 (写真3)
ここも直線のように見えてなびげにくねくねしているところが、古い坂道ぽい感じではありましたね。

なので、いちおう今昔マップで古地図も確認してみると、掲載されている一番古い明治39年の地図にも今と同じ場所に道路の記載があったので、やはりここも古くからある坂道のようでしたね。

ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。

地図
埼玉県新座市片山

関連リンク:
→ 中沢の坂(NO.420)/埼玉県新座市片山 - 東京坂道さんぽ