今回は、新座市の武野神社に気になる階段があったので、そのときのことでも。

武野神社の階段1+
写真1

武野神社は、前回取り上げた団子坂(NO.418)から南西に徒歩3分ほどのところにある神社で、写真1はその入口の階段ですね。 (写真1)

高さも建物一階分ほどあり、手すりも立派で、階段上に鳥居があるのもいいですし、なんといっても階段周りがすべて樹木というのも写真映する階段でしたね。

ちなみに、武野神社の由緒はですね、明治41年に栗原村の浅間神社など近くの八社を当社(この地)に合祀したのを機に武蔵野の「武」と野寺の「野」を採って武野神社と改称していまにいたっているらしいです。
合祀される前のこの地は、八幡社の社地で、社殿は平安時代の頃からあったようで、その後、源義家が奥州遠征の途中、この八幡社へ立ち寄り先勝を祈願して社伝を北向きに再建したというなかなかすごい話もあるらしいですよ。
(ここから社伝を北向きに建てるというのは全国的にも珍しい例なので、覚えておくとよいかもですし、源義家という人物自体も、源頼朝や足利尊氏はもちろん、徳川家康ともつながていく(?)なんて話もあるので、そんなことも想像しながらですかね。なぜカッコといえば、当日はこのことを知らなかったからです、汗。)

そして、ここからは階段話に戻りまして、なんとここの境内には、男坂と女坂と名付けられた階段もあったんですよ。
当日は、上記でもふれたとおり、武野神社の由緒などは知らずに(汗)、いい階段だなあというだけで、無名坂として写真1だけを撮ったんですけど、帰ってから由緒のことを調べるすがら、神社のHPにyoutubeの動画もリンクしてあったので、みてみるとですね、境内の階段横に「男坂」と書かれた看板があったんですね。


動画

こちらがその動画です。
武野神社の紹介動画ですね。
雰囲気のある動画ですね。(ちなみに男坂が写っているのは49秒あたりです。)
そこから、調べてみると、境内には「男坂」「女坂」と書かれた案内板があるようでした。
これは知りませんでしたね。
地元の方々にとっては知られているのかもしれないですけど、いまのところ坂道マニア(研究家)の中では知られていないはずなんですよね。
なのでまたそのうち訪れてきちんと記録したいですね。
そういうことなので、今回はナンバリングはしていないので、あしからず。

ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。

地図
埼玉県新座市野寺

関連リンク:
→ 武野神社について - 【公式】武野神社(たけしのじんじゃ)|埼玉県新座市
→ 団子坂(NO.418)/埼玉県新座市栗原+野寺 - 東京坂道さんぽ