今回は、西新宿の小田急第一生命ビルの地下にあるスペースセブン(多目的スペース)でみつけた階段をいくつか取り上げてみたいと思います。

写真1
いきなりですけど、渋い階段ですね。 (写真1)
こちらは、都庁側から地下通路を北に行くと出会える階段で、小田急第一生命ビルの地下階段とも言えますかね。
前回取り上げた西新宿の「タイムズアベニューの地下階段」なら、階段上から北にすぐの場所ともいえますかね。
このあたりはかつて浄水場があり、地下鉄などとも関係があって、同じ地下空間でも複雑な高低差がある場所なので、実はいたるところに階段があるんですよね。
それにしても階段空間としてもすごいつくりですね。

写真2
こちらは、写真1をさらに奥に行くとあった階段です。 (写真2)
階段上は写真1と同じ場所に行ける階段ですね。
台形に柱の配置具合が印象的でしたね。
ただこの柱はおそらく構造的にも必要なものだと思われるので、意匠ではないと思いますね。

写真3
現地には位置関係を示した案内図もあったので、それを絵図にしたものです。 (写真3)
どうもというかやはりというか、建築を学んだせいもあって、こういうところにくると全体的な配置を知りたくなってしまうんですよね。
それで、これまでの階段の位置関係をおさらいしておくとですね、写真1の階段は黄色の線で書いたもので、写真2の階段は青の線で書いているものですね。
要はこの階段、階段上のスペースセブンという多目的スペース(公開空地といううわさも)に向かうための階段だったようですね。
スペースセブン、名前もかっこいいですけど、空間的な形も興味深いですね。
ちなみに、このスペースセブンのある小田急第一生命ビルは、設計を清水建設、竹中工務店が、その他の運営を第一生命保険、小田急不動産がおこなっているそうです。
このなかのどなかが、ここにこんな空間と階段をつくろうと決めたんでしょうね。

写真4
スペースセブンまで上がってみると、これまたいい階段がありました。 (写真4)
写真3でいうと、赤の線で囲んでいるところです。
階段上が1階のようで、さらに上をみると、ビルの吹き抜けなどではなくガラス天井から空が見えているのもおもしろいところで、これはグーグルの空撮をみてもらうとわかりやすいのですけど、このビルがハイアット リージェンシー東京が入る棟とオフィス棟が別れていてツインタワーのようになっていて、その間にこのスペースセブンがあるからみたいでしたね。
ではなぜツインタワーになったかというと、どうやら最初にこの土地を購入したのが第一生命保険と小田急電鉄という2社だったことから、別々のビルとしても使えるようにするためにこのような形になったようですね。
なかなか興味深い。

写真5
最後は、写真4の階段を上り、階段下をみてみたものです。 (写真5)
正面にも渋い階段ありましたね。
いやはやいろいろと興味深い空間ですね。
なおこのスペースセブンの写真、撮ったのはコロナ禍の最中だったので人のいない感がすごいですけど、つい最近ここを訪れたときは、このスペースにベンチなどがぽつぽつと置かれていて、人もそれなりにいましたね。
ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
新宿区西新宿
関連リンク:
→ 西新宿のタイムズアベニューの地下階段 /新宿区西新宿 - 東京坂道さんぽ

写真1
いきなりですけど、渋い階段ですね。 (写真1)
こちらは、都庁側から地下通路を北に行くと出会える階段で、小田急第一生命ビルの地下階段とも言えますかね。
前回取り上げた西新宿の「タイムズアベニューの地下階段」なら、階段上から北にすぐの場所ともいえますかね。
このあたりはかつて浄水場があり、地下鉄などとも関係があって、同じ地下空間でも複雑な高低差がある場所なので、実はいたるところに階段があるんですよね。
それにしても階段空間としてもすごいつくりですね。

写真2
こちらは、写真1をさらに奥に行くとあった階段です。 (写真2)
階段上は写真1と同じ場所に行ける階段ですね。
台形に柱の配置具合が印象的でしたね。
ただこの柱はおそらく構造的にも必要なものだと思われるので、意匠ではないと思いますね。

写真3
現地には位置関係を示した案内図もあったので、それを絵図にしたものです。 (写真3)
どうもというかやはりというか、建築を学んだせいもあって、こういうところにくると全体的な配置を知りたくなってしまうんですよね。
それで、これまでの階段の位置関係をおさらいしておくとですね、写真1の階段は黄色の線で書いたもので、写真2の階段は青の線で書いているものですね。
要はこの階段、階段上のスペースセブンという多目的スペース(公開空地といううわさも)に向かうための階段だったようですね。
スペースセブン、名前もかっこいいですけど、空間的な形も興味深いですね。
ちなみに、このスペースセブンのある小田急第一生命ビルは、設計を清水建設、竹中工務店が、その他の運営を第一生命保険、小田急不動産がおこなっているそうです。
このなかのどなかが、ここにこんな空間と階段をつくろうと決めたんでしょうね。

写真4
スペースセブンまで上がってみると、これまたいい階段がありました。 (写真4)
写真3でいうと、赤の線で囲んでいるところです。
階段上が1階のようで、さらに上をみると、ビルの吹き抜けなどではなくガラス天井から空が見えているのもおもしろいところで、これはグーグルの空撮をみてもらうとわかりやすいのですけど、このビルがハイアット リージェンシー東京が入る棟とオフィス棟が別れていてツインタワーのようになっていて、その間にこのスペースセブンがあるからみたいでしたね。
ではなぜツインタワーになったかというと、どうやら最初にこの土地を購入したのが第一生命保険と小田急電鉄という2社だったことから、別々のビルとしても使えるようにするためにこのような形になったようですね。
なかなか興味深い。

写真5
最後は、写真4の階段を上り、階段下をみてみたものです。 (写真5)
正面にも渋い階段ありましたね。
いやはやいろいろと興味深い空間ですね。
なおこのスペースセブンの写真、撮ったのはコロナ禍の最中だったので人のいない感がすごいですけど、つい最近ここを訪れたときは、このスペースにベンチなどがぽつぽつと置かれていて、人もそれなりにいましたね。
ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
新宿区西新宿
関連リンク:
→ 西新宿のタイムズアベニューの地下階段 /新宿区西新宿 - 東京坂道さんぽ