今日(6月1日)は気象記念日ということで、杉並区にある日本で唯一、気象(天気)の神様を祀っている気象神社(高円寺氷川神社)を今年訪れていたことを思い出したので、今回はそのときのことでも。

写真1
気象神社に行こうと思い、高円寺氷川神社に来てみると、神社前はなかなかの坂道になっていましたね。 (写真1)
ここはとくに名前のない坂道ですけど、氷川坂とか気象坂とか天気坂とか、そんな名前をつけてみたい雰囲気のある坂道でしたね。

写真2
写真1の左側にも見えていましたけど、高円寺氷川神社の鳥居も坂道から見えていました。 (写真2)
境内の案内板によれば、社伝に、源頼朝が奥州征伐の際、この地に着き、安達藤九郎盛長に命じて社殿を建立させたとあるとありましたね。
かなり古い神社だったんですね。

写真3
そして、こちらが高円寺氷川神社の境内にあった気象神社です。 (写真3)
由緒について、神社の公式HPに記載があったので、そのまま抜粋させていただくとですね、
『気象神社は、1944年(昭和19年)4月、大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区馬橋地区)の構内に造営されました。軍にとって気象条件は戦略、作戦を講じるのに大事な要素であったため、科学的根拠に基づいた予報がされていましたが、予報的中を祈願するなど、気象観測員の心のよりどころとされていたそうです。
その後、戦後の神道指令で撤去されるはずの気象神社でしたが、調査漏れにより残存。先々代宮司の山本実が受入を決断して、高円寺氷川神社に遷座されることになりました。』
とありました。
神社の授与品や公式HPでは可愛らしい絵柄も使われていたので、なんとなくゆるくみていたのですが、なかなかな由来だったんですね。
ちなみに、気象神社といえば、アニメ映画「天気の子」の聖地としても知られているんですよね。
劇中では、須賀と夏美が取材のために訪れた神社として描かれていました。
あとこのブログでは、「天気の子」にでてくる坂道(記事名:赤城坂(NO.332)、不動坂(NO.333)、のぞき坂(NO.334)/ 映画「天気の子」にでてくる坂道)も取り上げてますので、気になる方は最後に記事のリンクありますので、よかったら。
(なお、この「天気の子」にでてくる坂道の記事では、今回の無名坂や気象神社のことは取り上げていないので、あしからず。)

写真4
最後はふたたび神社前の無名坂で、坂下からの様子です。 (写真4)
右側が高円寺氷川神社ですね。
すこし気になったので、今昔マップで古地図をみてみると、公開されている地図で一番古い明治42年の地図ではどうやら、昔からの道はこの写真4でいえば、僕が立っている坂下の左右に走っている道のようで、そのため、今回の坂道は古い道から神社に向かうための道ということみたいで、ここから坂上の神社の鳥居のあるところまでしか記載がないという具合でしたね。
なので、高円寺氷川神社自体は、由緒のとおり大昔からあるはずなので、この坂道はぎりぎり大昔からある坂道といえるかもしれないですね。
ということで今回は、こんな感じです。
地図
杉並区高円寺南
関連リンク:
→ 気象神社 | 高円寺氷川神社
→ 赤城坂(NO.332)、不動坂(NO.333)、のぞき坂(NO.334)/ 映画「天気の子」にでてくる坂道 - 東京坂道さんぽ

写真1
気象神社に行こうと思い、高円寺氷川神社に来てみると、神社前はなかなかの坂道になっていましたね。 (写真1)
ここはとくに名前のない坂道ですけど、氷川坂とか気象坂とか天気坂とか、そんな名前をつけてみたい雰囲気のある坂道でしたね。

写真2
写真1の左側にも見えていましたけど、高円寺氷川神社の鳥居も坂道から見えていました。 (写真2)
境内の案内板によれば、社伝に、源頼朝が奥州征伐の際、この地に着き、安達藤九郎盛長に命じて社殿を建立させたとあるとありましたね。
かなり古い神社だったんですね。

写真3
そして、こちらが高円寺氷川神社の境内にあった気象神社です。 (写真3)
由緒について、神社の公式HPに記載があったので、そのまま抜粋させていただくとですね、
『気象神社は、1944年(昭和19年)4月、大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区馬橋地区)の構内に造営されました。軍にとって気象条件は戦略、作戦を講じるのに大事な要素であったため、科学的根拠に基づいた予報がされていましたが、予報的中を祈願するなど、気象観測員の心のよりどころとされていたそうです。
その後、戦後の神道指令で撤去されるはずの気象神社でしたが、調査漏れにより残存。先々代宮司の山本実が受入を決断して、高円寺氷川神社に遷座されることになりました。』
とありました。
神社の授与品や公式HPでは可愛らしい絵柄も使われていたので、なんとなくゆるくみていたのですが、なかなかな由来だったんですね。
ちなみに、気象神社といえば、アニメ映画「天気の子」の聖地としても知られているんですよね。
劇中では、須賀と夏美が取材のために訪れた神社として描かれていました。
あとこのブログでは、「天気の子」にでてくる坂道(記事名:赤城坂(NO.332)、不動坂(NO.333)、のぞき坂(NO.334)/ 映画「天気の子」にでてくる坂道)も取り上げてますので、気になる方は最後に記事のリンクありますので、よかったら。
(なお、この「天気の子」にでてくる坂道の記事では、今回の無名坂や気象神社のことは取り上げていないので、あしからず。)

写真4
最後はふたたび神社前の無名坂で、坂下からの様子です。 (写真4)
右側が高円寺氷川神社ですね。
すこし気になったので、今昔マップで古地図をみてみると、公開されている地図で一番古い明治42年の地図ではどうやら、昔からの道はこの写真4でいえば、僕が立っている坂下の左右に走っている道のようで、そのため、今回の坂道は古い道から神社に向かうための道ということみたいで、ここから坂上の神社の鳥居のあるところまでしか記載がないという具合でしたね。
なので、高円寺氷川神社自体は、由緒のとおり大昔からあるはずなので、この坂道はぎりぎり大昔からある坂道といえるかもしれないですね。
ということで今回は、こんな感じです。
地図
杉並区高円寺南
関連リンク:
→ 気象神社 | 高円寺氷川神社
→ 赤城坂(NO.332)、不動坂(NO.333)、のぞき坂(NO.334)/ 映画「天気の子」にでてくる坂道 - 東京坂道さんぽ