今回は、板橋区の堂坂について取り上げてみたいと思います。
場所は、東武東上線・ときわ台駅から南西に徒歩10分ほどのところにあります。

堂坂( NO.393)1+
写真1

坂下あたりの様子です。 (写真1)
このなんとなくうねうねしている感じは、やはり昔からある坂道にありがちな形状をしているかもしれないですね。

いちおう今昔マップで古地図をみてみると、公開されている一番古い明治42年の地図にもそれらしき道が見られましたね。

堂坂( NO.393)2+
写真2

一気に坂上あたりまでやってきて坂下方向を見てみました。 (写真2)
坂下から見たときは緩くもなくきつくもないという感じの傾斜具合に見えましたけど、こうしてみるとけっこう高低差ありそうでしたね。

ちなみにここには、坂名の由来が書かれているような坂の碑はありませんでした。
ただ、(このブログもリンクしてくれている)「東京23区の坂道」さんのサイトには、この坂道の名前の由来についてふれていて、軽くまとめると、坂の途中に、界隈の旧家で大庄庵と称した小野沢氏の家があり、その敷地に地蔵堂があったから堂坂と呼ばれるようになったとのことみたいですね。

なお地蔵堂とは、ネット辞書によると地蔵菩薩をまつった建物のことで、実は堂坂の”堂”だけでも神仏をまつる建物という意味があるので、ここでは地蔵堂坂ではなく、堂坂となったのかもしれないですね。

ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。

地図
板橋区東新町