ひさびさに千代田区の富士見坂を歩いたときのことでも。

富士見坂 (NO.5)その2-1
写真1

坂上からの景色です。 (写真1)
坂道沿いのお店はいくつか変わっていますけど、地形的には前にきたときと変わっていないので、変化なしという感じですかね。

ただやはりここも、坂名の由来が書かれた坂の碑は新しくなっていましたね。
そして、内容も以前とは変わっていたので、そのまま抜粋させてもらうとですね、
『この坂のある台地から富士山がよく見えたことから名付けられました。千代田区内には、富士山を見ることができることから名づけられた富士見坂が三か所あります(富士見二丁目と九段北三丁目の境、永田町二丁目と平河町二丁目の境)。 』
とありました。

富士見坂 (NO.5)その2-2
画像

Goo地図にて公開されていた江戸時代の古地図を拝借して絵図にしてみたものです。
青の線で囲っている部分が今回の富士見坂 (NO.5)で、緑の線が今の明大通りです。
こうしてみると、今の坂道は江戸時代と形が変わっていないように見えますね。
ただ坂の碑には「この坂のある台地から富士山がよく見えたことから名付けられました。」とあるので、昔というか江戸時代には富士山も見えたでしょうから、もうすこし高低差があったとかそういうことなんですかね。

富士見坂 (NO.5)その2-3
写真2

坂上あたりからは、明治大学のリバティータワーも見えましたね。 (写真2)
そういえば1998年9月の竣工当時の頃は内外からいろいろ賛否が出てましたね。
ただこうして20年以上が経ってみると、まあそんなこともあったよねえという感じになってしまいますね。
なんというか今となっては、ほぼ最上部に食堂があったり、防災的にも頑丈そうだし、その他いろいろいい面が目立つようになってきたかなあなんて思っていたりもしていますがどうでしょうかね。

最後は、坂の碑の説明にあった「千代田区内には、富士山を見ることができることから名づけられた富士見坂が三か所あります(富士見二丁目と九段北三丁目の境、永田町二丁目と平河町二丁目の境)」という一文からも千代田区には3箇所の富士見坂があり、このブログでは、ここ以外の千代田区の坂道についても過去に取り上げています。
以下にリンクしておきますので、よかったら。

<富士見二丁目と九段北三丁目の境>
「富士見坂 (NO.11) /千代田区富士見2丁目と九段北3丁目の間 」


<永田町二丁目と平河町二丁目の境=>
「富士見坂 (NO.10) /千代田区永田町2丁目 」


「富士見坂 (NO.10)その2 」


以上です。

ということで、今回はこんな感じです。

地図
千代田区神田小川町

関連リンク:
→ 富士見坂 (NO.5) / 千代田区神田小川町3丁目 - 東京坂道さんぽ
→ 富士見坂 (NO.5)その2 /千代田区神田小川町 /御茶ノ水の富士見坂いろいろ - 東京坂道さんぽ
→ 江戸切絵図 - 飯田町駿河台小川町 - 1(神田古書店街・御茶ノ水駅周辺) - goo地図