今回は、調布市にある「売地の坂」を取り上げてみたいと思います。
場所は、京王線・仙川駅から西へ徒歩6分ほどのところにあります。
なお坂名の売地は”うりち”と呼ぶそうです。

写真1
まずは坂上あたりからの様子など。 (写真1)
一方通行になっているとおり、車一台が通れるくらいの道幅で、ドーナツ型の舗装が施されているとおり、坂上あたりは傾斜もきつめの坂道でしたね。

写真2
坂道を下り中腹あたりまできて、坂下方向を見てみたものです。 (写真2)
このあたりまでくると、傾斜も緩やかになり、普通のアスファルト舗装になっていましたね。

写真3
坂下あたりから坂上方向を見てみたものです。 (写真3)
中腹あたりでは緩やかな傾斜と言いましたけど、こうしてみるとけっこう高低差はあったみたいですね。
ちなみに、ここには坂名の由来が書かれているような案内板はありませんでしたが、調布市による調査資料によると、ここは旧京王線の線路跡とのことで、線路跡が売りに出されたことがあったことから売地の坂と呼ばれるようになったらしいです。
なかなか現実的な名前だったんですね。
なお今昔マップの古地図を確認してみると、大正6年の地図ではこの坂道のところはたしかに線路で、次の昭和7年の地図ではその線路はなくなり更地になっていて、昭和41年の地図から今の道路の記載がありました。
そういう意味では、この地にかつて線路があったという土地の記憶を残す意味もこめて、”売地の坂”という坂の名前が残されたのかもしれないなあと、妄想してみたのですけどどうなんでしょうね。
ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
調布市東つつじケ丘
関連リンク:
→ 今昔マップ on the web/時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)
場所は、京王線・仙川駅から西へ徒歩6分ほどのところにあります。
なお坂名の売地は”うりち”と呼ぶそうです。

写真1
まずは坂上あたりからの様子など。 (写真1)
一方通行になっているとおり、車一台が通れるくらいの道幅で、ドーナツ型の舗装が施されているとおり、坂上あたりは傾斜もきつめの坂道でしたね。

写真2
坂道を下り中腹あたりまできて、坂下方向を見てみたものです。 (写真2)
このあたりまでくると、傾斜も緩やかになり、普通のアスファルト舗装になっていましたね。

写真3
坂下あたりから坂上方向を見てみたものです。 (写真3)
中腹あたりでは緩やかな傾斜と言いましたけど、こうしてみるとけっこう高低差はあったみたいですね。
ちなみに、ここには坂名の由来が書かれているような案内板はありませんでしたが、調布市による調査資料によると、ここは旧京王線の線路跡とのことで、線路跡が売りに出されたことがあったことから売地の坂と呼ばれるようになったらしいです。
なかなか現実的な名前だったんですね。
なお今昔マップの古地図を確認してみると、大正6年の地図ではこの坂道のところはたしかに線路で、次の昭和7年の地図ではその線路はなくなり更地になっていて、昭和41年の地図から今の道路の記載がありました。
そういう意味では、この地にかつて線路があったという土地の記憶を残す意味もこめて、”売地の坂”という坂の名前が残されたのかもしれないなあと、妄想してみたのですけどどうなんでしょうね。
ということで、けっこう前の写真での紹介となりましたが、今回はこんな感じです。
地図
調布市東つつじケ丘
関連リンク:
→ 今昔マップ on the web/時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)