西東京市の東伏見稲荷神社を訪れてみると、気になる階段があったので、そのときのことでも。

東伏見稲荷神社の階段(男坂?)1
写真1

こちらが東伏見稲荷神社で、今回は鳥居の奥に見えている階段がそれですね。 (写真1)
特に名前はつけられてはいないようです。
ただ神社の階段といえば、男坂という坂名がつけられているところは各地に多くあるので、ここも坂名をつけるなら「東伏見稲荷神社の男坂」という感じですかね。

とにかくこの高低差具合に大きな鳥居と本殿との距離感は印象に残る(階段)風景だったかもです。

東伏見稲荷神社の階段(男坂?)2
写真2

階段の中腹あたりまできて、階段上方向を見てみました。 (写真2)
立派な山門が階段上に見えていました。

東伏見稲荷神社の階段(男坂?)3
写真3

坂上の山門から階段下方向を見てみました。 (写真3)
けっこうな高低差具合で、正面の鳥居との高さ関係も絶妙だなあなんて思ってみたり。
あとはなぜこの軸線なのかはちょっとわからなかったですけど、おそらくこの高低差のある場所を利用しようとしてこの形になったのかなと予想してみたのですけど、どうでしょうかね。

またこの鳥居との位置関係をみながら、鳥居の高さってどういう基準で決めているだろうとも思ってしまったので、またこのことについてもおいおい調べていければなと思います。(^^)

東伏見稲荷神社の階段(男坂?)4
写真4

最後は、写真3の背後にあった本殿の様子でも。 (写真4)

ちなみに東伏見稲荷神社の由来については、公式HPに説明があり、そのまま抜粋させていただくとですね、『関東地方の稲荷信仰者たちが、東京にも京都の伏見稲荷大神のご分霊を奉迎してその御神徳に浴したいとの熱望が高まり、京都伏見稲荷大社の協力で、昭和4年に創建されました。』
とありました。
なるほど、それで、赤が基調の建物だったんですね。

あとこのあたりの東伏見という地名は、この神社が由来だったみたいですね。

ということは、前に取り上げたこの近くにある東伏見坂(記事名=「「東伏見坂」という坂道は地名なのか坂名なのか / 西東京市東伏見」)は昭和4年以降につけられた坂名の可能性が高いともいえそうですね。

ということで、今回はこんな感じです。

地図
西東京市東伏見

関連リンク:
→ 「東伏見坂」という坂道は地名なのか坂名なのか / 西東京市東伏見 - 東京坂道さんぽ
→ 東伏見稲荷神社公式WEBサイト〜諸願成就に関東一円から〜ご由緒