JR国立駅から徒歩で7、8分くらいの場所にですね、「新幹線資料館」なる気になる施設があったんですよ。
場所でいうと、 JR国立駅から北に歩くとあり、最近取り上げた無名坂(光町1丁目の坂道と富士山(とある街の風景329))からなら徒歩4、5分という場所にあるので、坂道散歩ついでにも寄れそうな施設でしたね。

国立駅からすぐの新幹線資料館1
写真1

こちらが、「新幹線資料館」の外観ですね。 (写真1)
時間が前後しますけど、このあたりの坂道調査をしたあとに寄ったので日も沈み暗くなってしまったので、夜景写真になってしまいました。
それにしてもこの外観はびっくりですよね。
ちなみに資料館とあるのは、この新幹線は改修されていて車内に入ることができるからだそうです。
この日は、すでに閉まっていて見学はできなかったのですが、近くに説明板があって、それによると、この新幹線はかつて実際に走っていた951形の試験車両とのことで、改修して資料館となった後は、車内に新幹線発展の歴史をパネルや模型、映像等などで紹介するブースがつくられているとのこと。

国立駅からすぐの新幹線資料館2+
写真2

正面からの写真でも。 (写真2)
どうやら中央右側の階段をのぼって車内にはいるようでしたね。
それにしても懐かしい外観ですね。(^^)

国立駅からすぐの新幹線資料館3
写真3

最後は、現地にあった説明看板でも。 (写真3)
ここには、この資料館の説明とともにこのあたり(国分寺市光町ですね)の地名の由来についても書かれてありましたね。
そのまま抜粋するとですね、
『新幹線資料館の前に公益財団法人鉄道総合研究所があります。この研究所で東海道新幹線の開発研究が行われ、「ひかり号」が誕生したことにあやかり、「光町」と名付けられました。』
とありました。
なるほど。
鉄道総合研究所は、今も新幹線資料館の道路向かいの西側にあるんですけど、まさかそこであの「ひかり号」が誕生したとは知らなかったですね。
そして、国分寺市光町の由来もこの「ひかり号」からきているというのもなかなかすごくて、新幹線の車両名が地名の由来になっているところなんてここだけじゃないですかね。

いやはや、新幹線といえば、神戸の実家に帰るときなんかにはよくお世話になっているので、もしここでひかり号が誕生していなかったら、そうそう気楽に帰れなかったわけで、そういう意味でも親近感とともに感謝の気持ちが湧いてしまいましたよ。 (^^)

ということで、まわりの国分寺崖線の坂道とあわせてこれそうな新幹線がらみの場所ということで、鉄道好きでもあるタモリさんも喜ぶかなあなんて、妄想もしながら書いてみましたが、今回はこんな感じです。

地図 :東京都国分寺市光町


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