場所は、小田急・成城学園前駅から線路沿いに西へ徒歩7分ほどのところにあり、前に取り上げた、不動坂(NO.358)の坂上からなら徒歩で2、3分のところにある坂道です。

(なおこの坂道については、以前僕が書いたトラベルjpの記事「富士山も見える東京・成城の不動坂となかんだの坂巡り」ですでに取り上げているのですが、なんとこのブログでいつも公開時は書くことにしているお知らせ&坂道ナンバリング記事をまだ公開していないことにいまごろ気が付き、取材した時期はまだなんとか1年とすこししか経っていないため、それならばということで、いつもの坂道記事のように取り上げることにしましたので、あしからず。)

なかんだの坂(NO.359)1
写真1

まずは坂上あたりの様子でも。(写真1)
ここは国分寺崖線上の坂道で、この崖線はかなり高低差があるので、なかんだの坂の坂上からも眺望はよいはずですが、実際は写真1のように右側には「成城三丁目なかんだの坂市民緑地」の樹木がかなり生い茂っていて、景色は開けた感じではなかったです。

ちなみにここには、いつもような坂名が書かれた坂の碑はありませんでしたが、「成城三丁目なかんだの坂市民緑地」の案内板に坂道名の由来の記載があり、そこには『この坂の下には昔「中野田」というたんぼがありました。中野田と崖線の上をつなぐ坂が「なかんだの坂」と呼ばれるようになりました。』とありました。

なかんだの坂(NO.359)2
写真2

すこし下り坂下方向を見てみました。(写真2)
このあたりから勾配は急になってきましたね。
そしてまわりの雰囲気も、もちろん高級住宅街なんですけど、それに加えて地形具合や道幅具合もあわさってなんか独特な感じでしたね。

なかんだの坂(NO.359)3
写真3

さらに下り、坂上方向を見てみました。(写真3)
このあたりはかなりの急坂でした。
右側の樹々もかなり印象的でしたね。

なかんだの坂(NO.359)4
写真4

同じくさらに下り、坂上方向を見てみたものです。(写真4)
ここくらいまでがかろうじて坂上も見られて、勾配具合も確認できるポイントでしたね。
あとはやっぱりなにか独特な坂道風景という感じでしたね。

なかんだの坂(NO.359)5
写真5

坂下あたりの風景です。(写真5)
このあたりまでくると勾配具合も緩やかになっていましたね。

あと写真5の右側には「成城三丁目崖の林市民緑地」への入口がありました。
坂上の「「成城三丁目なかんだの坂市民緑地」」と同じく、ここも区が管理している場所というわけではないみたいでしたね。

ちなみにこのあたりの地番は成城3丁目なので、この坂道や崖線も前に「せたがや百景のひとつ、成城3・4丁目の崖線(とある街の風景314) 」の記事でとりあげた、せたがや百景の「成城3・4丁目の崖線」上にあるので、そういう意味でも貴重な場所なのでこうして市民緑地として昔の風景を残されているのかもしれないですね。

なかんだの坂(NO.359)6
写真6

ここからはタイトルにもあるとおり、なかんだの坂からも実は富士山が坂道の途中から見えたので、(写真はさらに数ヶ月古いものになりますけど)坂の途中あたりからの富士山の眺めなど。

場所的に写真2のあたりになりますかね。(写真6)
現在は住宅が崖と坂道の間に立ち並んでいるので、現地ではかなり意識してみないと気がつかないですが、なんとかここからも富士山が見えましたね。

なかんだの坂(NO.359)7
写真7

あともうひとつは、写真3あたりからも見えました。(写真7)
道路からも見える車庫に設けられた窓からの景色ですね。
そういう意味では、大昔は道路沿いに家は建ってなかったでしょうから、坂道を歩いていると、こんな感じで眼下の街並みとともに富士山がよく見えたんでしょうね。

ということで今回はこんな感じです。

地図
世田谷区成城3

関連リンク:
→ 富士山も見える東京・成城の不動坂となかんだの坂巡り | 東京都 | トラベルjp
→ 成城学園前すぐ!富士山が見える名所、富士見橋と不動橋めぐり | 東京都 | トラベルjp
→ 不動坂(NO.358)/世田谷区 /富士山も見える成城の坂道 / 東京坂道さんぽ
→ せたがや百景のひとつ、成城3・4丁目の崖線(とある街の風景314)  / 東京坂道さんぽ