すこし前ですけど、下北沢をぶらりとしてみたら、「ミカン下北」なる施設ができていたのでそのときのことでも。

ミカン下北と坂道1
写真1

とは言いつつも、いつものように坂道写真からです。(写真1)
ここは下北沢駅の東口からすぐの場所で、写真1の背後が東口ということになり、このあたりは高低差もあるのか、駅の東口から離れていくに従って下る形をしている坂道になっていたのですよ。
そして、この坂道の右側には見ての通り高架になっていて、そこを京王井の頭線の電車が走っていて、その高架下の空間をリニューアルして新しく「ミカン下北」なる商業施設ができたということみたいですね。

なので、写真1でいえば、道路右側に窓らしきものが奥までずっと続いていますが、これはミカン下北内にある飲食店の窓ということになり、この道路というか坂道自体もミカン下北の開業にあわせて再整備された駅前通りとも言えそうですかね。

ミカン下北と坂道2
写真2

ちなみに高架下にあるミカン下北の様子はこんな感じでした。(写真2)
写真2の背後が東口側になります。
ミカン下北はA街区からD街区まであって、ここはA街区と呼ばれる位置づけの場所みたいでしたね。

各街区の位置関係は公式HPに地図がありますので、詳しくはそちらのほうをみていただきたいのですが、この坂道は地図ではアクセス道路とあり、ちょうどこの道路を囲むようにミカン下北のA街区からD街区までの施設が並んでいる感じになっていて、個人的には代官山のヒルサイドテラス的なものを思い出してしまいましたね。
はたしてそのあたりは意識していたのかしていないのか。

なおミカン下北の建築の企画・デザインは設計デザイン会社のDRAFTが手がけているとのこと。

ミカン下北と坂道3
写真3

東口側の坂上からさらに坂道を下っていくと、途中に大階段がありました。(写真3)
写真2の通路を奥に行くとここにでるというつくりになっていて、階段上は東口と同じ高さレベルなので、そういう意味では、今回の坂道の高低差を感じることができる階段とも言えそうですかね。

あと建築的にはここに出入り口があるほうが、このご時世、換気の意味でも悪くない計画かもなあとも思ってみたり。

ミカン下北と坂道4
写真4

最後は平坦になったあたりから坂上方向を見てみたものです。(写真4)
ここからみるとこの道路がけっこうな坂道だということがわかりやすいかもですね。

ちなみにミカン下北のある下北沢は、ここに限らず地形的に起伏の多い場所が多くて、僕のような人間はただ歩いているだけでも楽しい場所だったりもするんですよ。
ただその割には名前のある古い坂道は界隈にまったくなくて、そういう意味では今回いい機会だなあということで、ミカン下北とあわせて無名坂を取り上げてみたという感じですかね。

ということで今回はこんな感じです。

地図
世田谷区北沢2