3週間ほど前に、櫻坂46の新しいミュージックビデオ(略してMV) 『BAN』が公開されたんですが、そのすこしあとに、この動画の存在を知ってみていたら、背景の建築、どこかでみたことあるなあと思って軽く調べてみると、なんと淡路夢舞台だったんですよね。

なので今回は、以前このブログで、欅坂46のMVのロケ地について取り上げた記事を書いたこともあり、その流れというか勢いで取り上げてみようかなという感じです。
音楽話を期待している方には申し訳ないですが。



まずはそのMVでも。

今回のMVのロケ地である淡路夢舞台は安藤忠雄さん設計の複合施設でもあり、名前のとおり兵庫県淡路島にあります。

建築系マニア(変な言い方ですが、笑)だったり、専門家の間では有名な建築です(ただ専門外の人には知られていない場所というか建築かもしれないですけどね)。

しかも、淡路夢舞台は、地元(ぼくは兵庫出身なので)の有名建築でもあり、そういう意味では櫻坂46が取り上げてくれたとも言えるわけで、どっちにしてもやはりここで取り上げない理由はないかなと。

で、話をもどすと、淡路夢舞台は公式HPの施設MAPをみてもらうとわかりやすいと思いますが、施設内には建物がたくさんあります。
そんなこともあり、MVのほうでも施設内の建築物がいくつか登場していましたね。

まずMVの最初にどどんとでてくるのは、「淡路夢舞台国際会議場」ですかね。
意外とそのへんにありそうで、実はなかなかみない円形ホールとその屋根はやはり安藤ワールド感がでているかと。
また、動画の56秒くらいからは、別の場所にうつり、施設内の円形フォーラムや回廊などが映っていました。
しかもこのどれもが安藤忠雄さんによる設計なんですよね。
そこが複合施設と呼ばれるわけでもあるんですけどね。

ちなみにグーグルマップみていると、地図上に「パソナグループ夢舞台オフィス」と書かれている場所が淡路夢舞台の中にあったんですが、これはあのうわさのパソナのことなんですかね。

あとは淡路夢舞台といえば、僕が建築学生だった頃に、研究室のゼミ旅行で訪れた場所でもあるんですよ。
そういう意味でも懐かしく思ってみたり。

櫻坂46 『BAN』のMVロケ地は淡路夢舞台1
写真1

当時撮った写真もあったので、その中からいくつか(もう20年ほど前の写真ですけど)。
写真1は、楕円フォーラムで撮ったもので、ちょうどMVでもここはでてきていて、似たようなアングルの写真があったので。
当時は遠景の海を一緒に入れたかったためにこのアングルになったのかなと。

櫻坂46 『BAN』のMVロケ地は淡路夢舞台2
写真2

もう一枚は、MVでは登場していなかったですが、このブログらしく階段だらけの場所のものでも。(写真2)
ここは、「百段苑」とよばれる場所で、山の斜面に沿って100個の花壇が階段状に並んでいて、そんなこともあり遠くからみると階段だらけのように見えるんですよね。

とりあえず、写真はこれだけですが、当時は楕円フォーラムだけでも何枚か写真撮っていて、それだけでもここから建築さんぽ的な話もできそうですが、なにぶん古い写真なので、今回はこれくらいにして、いつかLINEトラベルjpあたりでの取材も兼ねて再訪するときまで、詳しい建築話は取っておきたいと思います。

ということで、今回は書こうか書かないか迷いましたけど、やっぱり取り上げておこうかなということで、MVの話から飛んで建築話になってしまいましたが、こんな感じです。