先月のことになりましたが、LINEトラベルjpの記事にて『善福寺川緑地すぐ!公園だけじゃない杉並区・白幡の坂と界隈古道めぐり』と題して、「白幡の坂」と「三年坂」を取り上げてみましたので、よかったらどうぞ。

それにしても、このLINEトラベルjpの記事、ちょうど今日解除された緊急事態宣言が発令された直後に公開したんですよね。
緊急事態宣言のおかげで、この2ヶ月ほどがすごく長く感じて、なんだかもっとずっと前に公開したような気分ですが、実際は4月のちょうど桜の季節がおわった頃のことなんですよね。
いやはや。

そんなわけで、今回の白幡の坂と三年坂については、そんなコロナの状況もあいまって、どちらかといえば地味な坂道というつもりで選んでみたのですが、実際現地を歩いてみると、下調べだけでは気が付かなかった取り上げてみたい場所がたくさんあって興味深かったですね。

なお今回は、現地の坂道や史跡についてはだいたい紹介できたかなと思っています。

ちなみに、今回の2つの坂道(=白幡の坂、三年坂)は、このエントリーでのタイトルからもわかると思いますが、ブログ初登場です。

ではいつものおまけ写真などをいくつか。


白幡の坂(NO.328)+三年坂(NO.329)1
写真1

こちらは、白幡の坂の途中にある馬頭観音塔から北東に枝分かれしている坂道です。(写真1)
なんてことない道路というか坂道に見えますが、いちおうここも古い道とのことで「馬橋みち」と呼ばれていたらしく、白幡の坂と同様、昔は急な坂道で難所だったそうです。

ちなみに白幡の坂は写真1でいえば、右側にあります。


白幡の坂(NO.328)+三年坂(NO.329)2
写真2

こちらは、現在の五日市街道の様子です。(写真2)
わかりにいですが、写真2の中央右側には「青山自動車」と書かれた看板が奥に見える分かれ道も見えていますよね。
実はこれが五日市街道の旧道で、LINEトラベルjpの記事でも取り上げた「尾崎の七曲り」のカーブ部分の跡といえる道のひとつなんですよ。


白幡の坂(NO.328)+三年坂(NO.329)3
写真3

最後は、三年坂の坂上から鎌倉街道沿いに北にすこし歩くとある尾崎熊野神社の境内ですね。(写真3)
記事でもちらりと取り上げましたかね。

今回なんでわざわざ写真を載せたかというと、本殿の横で桜が見事に咲いていたからですね。
実は今回、善福寺川緑地や界隈を歩いてみたんですが、時期的には桜のシーズン真っ只中のはずなのに、満開の桜があまり見られなかったんですよ。
そういう意味で、ここだけが現地を歩いたときに見られた満開できれいに咲いている桜だったからです。

ちなみにここも鎌倉街道に面している神社で、古そうな感じだったので帰ってから調べてみると近くの大宮八幡宮とだいたい創建は同じ時期(1063年ごろ?)なのではないかということでしたね。


ということで、今回はこんな感じです。