気がつけば、一ヶ月ほど過ぎてしまいましたが、9月の最初にLINEトラベルjpとRICOH THETAによるオープンエアのバスで都内の観光地をまわるというイベントでは、前半に銀座をぶらぶらするということだったので、せっかくなので銀座の中銀カプセルタワーにも行ってみたのですよ。

なので、前回の記事の続きみたいな感じですが、今回はそのときにいつものカメラではなく、RICOH THETAで撮っておいたものをあげてみますよ。


まずは、中銀カプセルタワーについてですが、これはウィキペディアをみてもらうと詳しいことが書いてありますけど、要は今はなき著名な建築家の黒川紀章さんの設計による世界で初めて実用化されたカプセル型のマンションですね。しかも時期が1972年(昭和47年)竣工ということで、当時としては画期的なものだったんじゃないですかね(設計者も当時は新進気鋭の若手ということですし)。
なので、そのあたりからも当時のとんがり具合が感じられる建物ともいえるかも。
まあ僕的には、大阪の太陽の塔と同じくらい大事に扱ってもいいのではないかと思っているのですけどね。(笑)

あとは、Googleマップで、中銀カプセルタワーのところに行くと、最近はマップ上に建物情報まで出るようになっていて、「中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト」なるサイトにリンクまでしているんですね。
まあこれは、この建物に限らず、他の地図上のレストランや各種施設でも公式HPへのリンクが貼られているので、Googleさんの気合が感じられる地図といえるかもですね。
そのうち全部の建物にこれが実装されそうな予感ありありです。(笑)



動画1

そんなわけで、まずは中銀カプセルタワーの向かいにある電通側の歩道橋の階段から、遠目にビルとともに周辺の様子をRICOH THETAで360度写真を撮って動画に変換したのがこれですね。(動画1)
カプセルタワーと階段が写っていて個人的にはツボであります。(笑)

ただこれ、かなりの魚眼具合なので、建物写真に慣れている方には街並み風景的になんとも不思議な雰囲気にうつるかもですので、今回も360度グリグリ写真版もつくっておきましたので、よかったらどうぞ。
「中銀」THETA360度写真1(階段より)

(リンク先では、最初の画面はベタッとした写真だけなのですが、写真内にある反時計回りの矢印をクリック(またはマウスの左クリックを1回)すると、360度写真が観覧できる形となりマウスの左クリックを押しながらグリグリ動かしたり、ホイールで拡大縮小してみたりと、まわりの景色を堪能できます。)



動画2

あともうひとつは、中銀カプセルタワーの真下で撮ってみたものを同じく動画形式にしたものですね。(動画2)
こちらは遠隔操作して、僕自身は柱の影に隠れてシャッターをきったものです。(笑)
とにかくビル足元の雰囲気やまわりの景色もあわせて残しておきたかったので撮ってみました。
なお、こちらの場合は、ビルとともに、高架下の地下へと下るスロープも個人的にはツボだったりします。(笑)

そして、こちらも同じく360度グリグリ写真版もつくっておきました。
「中銀」THETA360度写真2(真下より)

ちなみに、この中銀カプセルタワーについては、過去にこのブログでも取り上げています(新橋というか銀座のカプセルマンション)。
これは、このブログでもたまに登場してもらっているせきかわ君が、当時、このビルの一室を借りていて、記念に友人たちと一緒に泊めてもらった時のことを記事にしたものです。とにかく、当時の施設の使い勝手とかを聞くことができて有益でしたが、それよりなにより、空間の雰囲気や建物からの景色に(そして相手から見られているという感覚に)なんともいえない不思議な気分になったことを覚えていますかね。(笑)


あとは、なんとなく気になって、今現在、中銀カプセルタワーの関連書籍がどれくらいあるのかなと調べてみたら、いまのところ5冊くらいしかヒットしませんでしたね。
もうすこしあると思ったんですけど(探せばあるのかな?)。

ということで、今回は、今後どうなるかわからないこともあり、はたまたちょっとした思い出もあることもあり(笑)、中銀カプセルタワーをRICOH THETAで撮ってみましたが、さてさてどうなることやら。