前に知恩院の男坂を取り上げましたが、やはり男坂があれば、女坂もあるのは全国共通ということですね。

場所は、同じく京都の知恩院の境内にあります。

知恩院の女坂(NO.279)1
写真1

では坂下からの景色でも。(写真1)
明らかに男坂と比べても緩やかですね。
ただ、ここは女坂によく見られるスロープではなく、階段でした。
ここから見るとなかなかかっこいいですし、まわりの緑との調和具合もいい感じです。

知恩院の女坂(NO.279)2
写真2

写真1の場所から左のほうをみると、ドーンとみえます。(写真2)
国宝の三門ですね。
三門についてのことは、男坂のほうで解説していますので、気になる方はそちらをどうぞ。

知恩院の女坂(NO.279)3
写真3

すこし階段を上り、坂下方向を見てみたものです。(写真3)
坂下から見たときより、ここからのほうが高低差感ありましたかね。
それにしても三門と女坂、いいですねえ。

知恩院の女坂(NO.279)4
写真4

さらに階段を上ると、カクンとカーブするところがあり、そのあたりからの坂上方向を見たものです。(写真4)
もうここからなら坂上あたりが見えていました。
坂上の御影堂が仮囲いされてなければ、もうちっと京都っぽい景色になっていたのですが、残念。(笑)

あ、そうそう。
今仮囲されていて見えない御影堂ですが、実はこれも国宝なのですよね。
公式HPによると、『寛永10年(1633)の火災により焼失しましたが、寛永16年(1639)に徳川家光によって再建され、平成14年には国宝に指定されました。』
とあるので、僕が過去に見たものは、1639年に再建されたものということみたいですね。
なお、この御影堂の修理がおわり竣工するのは、2019年らしいです。

知恩院の女坂(NO.279)5
写真5

さらに階段を上り、坂下方向を見てみました。(写真5)
ここからのカーブ具合いい感じでしたね。
そして、なにやら左側にも古そうな建物があったのですが、名前については調べるの忘れましたので(汗)、またそのうち再訪した時にでも調べておきますよ。

知恩院の女坂(NO.279)6
写真6

そんなわけで、やっと坂上あたりまでやってきました。(写真6)
なんかこう見ると、坂道の雰囲気、新しい感じがしなくもなかったですかね。
ちなみに、左下の「総本山 知恩院」と書かれた手摺の石柱が見えてますが、その裏には、平成23年2月建立と書かれてありましたよ。
むむむ。
ということは、この女坂も新しめの坂道なのですかね。
でも前からここはあったような。。
まあ、これもそのうち再訪した時に調べておきますよ。(汗)

ということで、今回はこんな感じです。

地図
京都府京都市東山区林下町400