今回も前回の「多摩川浅間神社の男坂?」に続き、境内の坂道を散歩です。
神社の境内には、男坂とよばれる急な階段があれば、それとともに、ゆるやかな坂道、いわゆる女坂があることは、このブログでもしつこいくらい言ってますし、実際に取り上げてもいますが、この多摩川浅間神社でも、他の神社のように名前はつけられてはいないのですが、明らかにそうだろうと思われる坂道がありましたので、今回はそこについてのことです。

写真1
まずは「多摩川浅間神社の男坂?」の最後に登場した展望台からスタートです。(写真1)
ここは、社務所の屋上がまるまる展望スペースになっていて、人が少ない時にくると、境内のこまごまとしたかんじとは違うその広さにちょっとびっくりするかもですね。

写真2
そして、再び社殿の前を通ります。(写真2)
このたてものは、昭和48年に建替えられたものだそうで、浅間づくりの社殿だそうです。
ということは、同じ歳ですな。(笑)

写真3
そして、やっと目的の坂道に入ります。(写真3)
場所は社殿の北東側(写真2の右側)にこんな道がありました。

写真4
奥に進むと、右側が坂道に。(写真4)

写真5
写真4の右側をみると、いっきに坂道になっていました。(写真5)
しかもけっこうな勾配具合ですね。
そして坂道は、右側に曲がる形でさらに下っていけるようでした。

写真6
下りながら、右に曲がると、こんな感じの景色が広がっていました。(写真6)
いい感じですねえ。
ここでは直線的なところがすごくプラスになっていますね。

写真7
写真6の右側をみると、社殿も見えていました。(写真7)
なので、この道は、通常は社殿に荷物を運ぶ車が通るとか祭りがあればここを神輿が通るとかそんな使われ方のするところなのでしょうね。

写真8
すこし下り、坂上方向をみたものです。(写真8)
奥のカーブと左の擁壁、右の手摺がいい味だしているかも。
もちろん勾配具合もです。

写真9
さらに坂道をくだり、再び坂上方向を見てみました。(写真9)
左側の擁壁が、この坂道の高低差具合を視覚的にみせてくれていました。
かなりの高低差ですね。
しかも、正面の道に飛び出している樹もなんかおもしろいですね。

写真10
写真9とだいたい同じ位置より、坂下方向を見てみたものです。(写真10)
ここからはかなりの急勾配になっておりましたよ。
おそらくこの短い距離に、2階から1階に下る分くらいの高低差がある感じでした。

写真11
そして、写真10で見えていた坂下の合流地点のあたりまできて、坂上方向を見てみました。(写真11)
ここから見ると、なんていうか勾配具合よりも、この景色に見とれてしまい、ぼんやりと坐ってスケッチしたい気分になりましたかね。

写真12
そんなこんなで、写真11の右側(写真10でいえば左側)のほうへ下っていくと、坂下あたりにやってきました。(写真12)
ここもかなりの急勾配ですね。
しかも、この坂は、「多摩川浅間神社の男坂?」の写真7でも登場していて、男坂の記事のほうでは坂上からの景色だったのに対して、今回は坂下からの景色というわけなのですよ。
そういう意味では、社殿に行く坂道と社務所に行き来できる坂道という、二つの坂道がこの境内にある(外部からではなく)ということで、これまたなかなかめずらしいつくりの神社といえるかもですね。
あ、そうそう。
この記事をかいていて、多摩川浅間神社の公式HPも見てみたのですが、なんとHPの下のほうに、レインブックという歌手さんの「千本桜」という曲がBGMと題してリンクされているのですよ。
これもどういう経緯でそうなったのかわかりませんが、かなりめずらしい事例かもですね。
せっかくなので、アマゾンさんのページをリンクしておきますよ。かなりいい曲ですよ。
→ 千本桜
(ちなみにyoutubeでも ”千本桜 レインブック” で検索すれば非公式で動画でてきますよ。というかそれこっそり見るかぎり、PVのロケ地が、この多摩川浅間神社の展望台みたいですね。それでリンクなのですかね。)

写真13
最後に、写真12の右上のほうに見えていましたが、その桜のアップでも。(写真13)
ちなみに、この桜ですが、なんとなく境内に植えられたというわけではなく、実は意味があるようで、この神社のご祭神が、大山祗神の姫君で「桜の花が咲き匂うような・・」と言われる木花咲耶姫命とのことで、社殿の桜は、このご祭神にちなんでいるそうなのですよ。
そういう意味では、今回の女坂を歩いた時しか境内の桜が見れないというのもなにか意図的につくられたものなのかもしれないですが、そこのところは妄想の域をでない話なのでさらりとふれておくだけということで。。
なお、木花咲耶姫命については、ウィキペディアにも詳しいことが書いてありますので、そちらをどうぞ。 → https://ja.wikipedia.org/wiki/コノハナノサクヤビメ
ただ、ウィキペディアの説明を読んでみると、コノハナノサクヤビメ(木花咲耶姫命)と浅間神社は深いつながりがあるようですね。
しかも、浅間神社の総本山である富士山本宮浅間大社でも、コノハナノサクヤビメは水の神であり、噴火を鎮めるために富士山に祀られたとする話は、富士山がもともとは火山であり、ここ最近の地震のこととも関係がありそうな点など、そういうことを再認識するうえでも、なんとも興味深い話だなあと思ったのでした。
ということで、今回はこんな感じです。
地図
大田区田園調布1-55-12
神社の境内には、男坂とよばれる急な階段があれば、それとともに、ゆるやかな坂道、いわゆる女坂があることは、このブログでもしつこいくらい言ってますし、実際に取り上げてもいますが、この多摩川浅間神社でも、他の神社のように名前はつけられてはいないのですが、明らかにそうだろうと思われる坂道がありましたので、今回はそこについてのことです。

写真1
まずは「多摩川浅間神社の男坂?」の最後に登場した展望台からスタートです。(写真1)
ここは、社務所の屋上がまるまる展望スペースになっていて、人が少ない時にくると、境内のこまごまとしたかんじとは違うその広さにちょっとびっくりするかもですね。

写真2
そして、再び社殿の前を通ります。(写真2)
このたてものは、昭和48年に建替えられたものだそうで、浅間づくりの社殿だそうです。
ということは、同じ歳ですな。(笑)

写真3
そして、やっと目的の坂道に入ります。(写真3)
場所は社殿の北東側(写真2の右側)にこんな道がありました。

写真4
奥に進むと、右側が坂道に。(写真4)

写真5
写真4の右側をみると、いっきに坂道になっていました。(写真5)
しかもけっこうな勾配具合ですね。
そして坂道は、右側に曲がる形でさらに下っていけるようでした。

写真6
下りながら、右に曲がると、こんな感じの景色が広がっていました。(写真6)
いい感じですねえ。
ここでは直線的なところがすごくプラスになっていますね。

写真7
写真6の右側をみると、社殿も見えていました。(写真7)
なので、この道は、通常は社殿に荷物を運ぶ車が通るとか祭りがあればここを神輿が通るとかそんな使われ方のするところなのでしょうね。

写真8
すこし下り、坂上方向をみたものです。(写真8)
奥のカーブと左の擁壁、右の手摺がいい味だしているかも。
もちろん勾配具合もです。

写真9
さらに坂道をくだり、再び坂上方向を見てみました。(写真9)
左側の擁壁が、この坂道の高低差具合を視覚的にみせてくれていました。
かなりの高低差ですね。
しかも、正面の道に飛び出している樹もなんかおもしろいですね。

写真10
写真9とだいたい同じ位置より、坂下方向を見てみたものです。(写真10)
ここからはかなりの急勾配になっておりましたよ。
おそらくこの短い距離に、2階から1階に下る分くらいの高低差がある感じでした。

写真11
そして、写真10で見えていた坂下の合流地点のあたりまできて、坂上方向を見てみました。(写真11)
ここから見ると、なんていうか勾配具合よりも、この景色に見とれてしまい、ぼんやりと坐ってスケッチしたい気分になりましたかね。

写真12
そんなこんなで、写真11の右側(写真10でいえば左側)のほうへ下っていくと、坂下あたりにやってきました。(写真12)
ここもかなりの急勾配ですね。
しかも、この坂は、「多摩川浅間神社の男坂?」の写真7でも登場していて、男坂の記事のほうでは坂上からの景色だったのに対して、今回は坂下からの景色というわけなのですよ。
そういう意味では、社殿に行く坂道と社務所に行き来できる坂道という、二つの坂道がこの境内にある(外部からではなく)ということで、これまたなかなかめずらしいつくりの神社といえるかもですね。
あ、そうそう。
この記事をかいていて、多摩川浅間神社の公式HPも見てみたのですが、なんとHPの下のほうに、レインブックという歌手さんの「千本桜」という曲がBGMと題してリンクされているのですよ。
これもどういう経緯でそうなったのかわかりませんが、かなりめずらしい事例かもですね。
せっかくなので、アマゾンさんのページをリンクしておきますよ。かなりいい曲ですよ。
→ 千本桜
(ちなみにyoutubeでも ”千本桜 レインブック” で検索すれば非公式で動画でてきますよ。というかそれこっそり見るかぎり、PVのロケ地が、この多摩川浅間神社の展望台みたいですね。それでリンクなのですかね。)

写真13
最後に、写真12の右上のほうに見えていましたが、その桜のアップでも。(写真13)
ちなみに、この桜ですが、なんとなく境内に植えられたというわけではなく、実は意味があるようで、この神社のご祭神が、大山祗神の姫君で「桜の花が咲き匂うような・・」と言われる木花咲耶姫命とのことで、社殿の桜は、このご祭神にちなんでいるそうなのですよ。
そういう意味では、今回の女坂を歩いた時しか境内の桜が見れないというのもなにか意図的につくられたものなのかもしれないですが、そこのところは妄想の域をでない話なのでさらりとふれておくだけということで。。
なお、木花咲耶姫命については、ウィキペディアにも詳しいことが書いてありますので、そちらをどうぞ。 → https://ja.wikipedia.org/wiki/コノハナノサクヤビメ
ただ、ウィキペディアの説明を読んでみると、コノハナノサクヤビメ(木花咲耶姫命)と浅間神社は深いつながりがあるようですね。
しかも、浅間神社の総本山である富士山本宮浅間大社でも、コノハナノサクヤビメは水の神であり、噴火を鎮めるために富士山に祀られたとする話は、富士山がもともとは火山であり、ここ最近の地震のこととも関係がありそうな点など、そういうことを再認識するうえでも、なんとも興味深い話だなあと思ったのでした。
ということで、今回はこんな感じです。
地図
大田区田園調布1-55-12
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