まずは、今回の熊本や大分での地震により被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。


4月15日から始まり、16日の本震(公式発表ではということですが)、そして、これまで何度となく続く大小の余震と、僕自身、神戸での大地震を経験しているのですが、神戸でも本震の前後にこれほど大きな地震が何度も続いた記憶はないので、やはり各ニュースでも話題になっている国内を横断している活断層である「中央構造線断層帯」に関連して起きている地震かもしれないのかなとは思っています。

なので、あくまでこれは個人的な感想なのですが、これまでの大地震とは違った考えで対応にあたることも必要なのかなという思いが、日々増幅されている次第ではあります。

ちなみに、中央構造線断層帯関連についてはネット検索してもすぐにいろいろな方々がサイトで説明してくれているページが見つかりますので、詳しくは自身で調べていただければと思いますが、このブログではグーグルマップにマッピングしてくれていてわかりやすいページをひとつ見つけましたのでそのページをリンクしておきますので、今後の防災対策などにどうぞ。 
→『中央構造線マップ』
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=zrVDaszp7X6Q.kCAgt2rMc_fQ&hl=en_US


あとは、過去のブログ記事でも書いていて、今では当たり前のように言われていることなのですが、2005年に書いた「地震への準備」の記事は、1.17の当時のことを10年経った後に絞り出すようにして思い出して書いてみたものですので、今後の心構えとしても、今読んでみても役立ちそうですので、こちらもよかったら。
→『地震への準備』
http://blog.livedoor.jp/kf7654/archives/24750263.html


そして、東京防災のこともこの機会にすこしふれておきたいと思います。
東京防災とは、都内在住の方は知っていると思いますが、東京都が昨年作成した防災ブックです。


熊本地震01
写真1

これがその冊子ですね。
こんな感じの小さな冊子が、都内在住のものには、無料で、しかも各家々に郵便で届けられるという、事業というかサービスが昨年ありました。
実際に届いてから読んでみると、内容も本のデザインもちゃんとしていて、東京都の本気度が感じられる防災ブックとなっていました。
僕自身、まだ知らなかったこともけっこう載っていて参考になりましたかね。

ちなみに、この東京防災、HPでも公開されています。
→『東京防災』
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/



熊本地震02
写真2

また、こちらは、先日、新宿の東急ハンズの売り場にあったものですが、この店舗でも都内在住者以外のかたに向けて、東京防災の冊子が買えるコーナーがありましたので、遠方でここに買いに行くのは無理だけど、冊子がほしいというかたは東京都に問い合わせるといいのかなと思います。

そして、先月末からは、AmazonのKindleストア、AppleのiBooks Storにて無料の電子書籍として配信が始まっているそうです。
Kindleストア内で”東京防災””と検索すれば、ぱっとでてきますが、詳しい解説などについては、以下のリンク先の記事がいい感じです。
→『災害に備えてDLしておきたい1冊 KindleとiBooksで無料配信中の「東京防災」』
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1604/15/news166.html


あとは、ライオンデマ(「ライオンが逃げ出した」「川内原発で火事」Twitterでデマ拡散【熊本地震】→ http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/15/kumakoto-earthquake-dema-tweet_n_9700622.html
なども話題になりましたが、これも、過去に大きな地震が起こると、デマの種類は違えど、似たような話がでてくるようですので、注意が必要ですかね。
ちなみに、震災関連のデマについて取り上げているブログ記事も過去に書いていますので、今後の参考にでもなればと思い、こちらもリンクしておきますね。
→『地震それとも怪文書?』
http://blog.livedoor.jp/kf7654/archives/23329174.html


ということで、今回の熊本地震についての記事は、自分の意見でもすこしまとめて記録しておこうかなと書き始めたのに、なにか書き進めているうちに違う方向にいってしまいましたが、それでもなにかの参考にすこしでもなれば幸いと思い、このまま公開してみることにしました。

ただ、最後にひとこと心境をいうとすれば、被災地の状況がニュースで刻々と流れてくるにつれ、過去の記憶が次々にフラッシュバックしてきて、心がしめつけられる思いであることはたしかです。

そして、被災されました皆さんについても、なにか相談ごとでもあれば、このブログにあるメールフォームから連絡していただければ、僕自身の過去の経験や地元神戸などにも同じく被災経験のある親や知人友人もおりますので、お答えできることもすこしくらいはあるかとは思いますし、特に若い時にこういう地震を経験すると震災直近は気分的にわけがわからなくなることもあるとは思いますので、よかったら気楽にどうぞ。