どうがやと坂と呼ぶそうです。
場所はおんな坂(NO.254)で登場した岡本八幡神社の南側を流れる丸子川沿いに西へすこし歩くと、今回の坂道の坂下あたりにやってきます。

堂ヶ谷戸坂(NO.256)1
写真1

まずは坂下からの様子でも。(写真1)
ちょうど今、立っているそばを丸子川が流れていて、そこから一気に上る形の坂道でした。
もちろんここも、国分寺崖線を上り降りするために通された道のようでかなりの勾配具合でしたよ。

堂ヶ谷戸坂(NO.256)2
写真2

いちおう、写真1の右側を見てみると、丸子川が見えていました。(写真2)

あと、ここにはいつものような坂の碑はなかったため、正式な坂名の由来は、わかりませんでしたが、ネット情報では東京の坂風情という本に、谷戸というのは崖地の入り込んだところで,堂ヶ谷は文献のうえで“西の方にあると書かれているそうです。
ちなみに、今、僕が立っている丸子川を渡るための橋には”堂ヶ谷戸橋”という名前がつけられているそうで、この橋は1971年にできたとのこと。
そういうわけですので、この坂道は1971年以前にできたものなのか、橋の名前からそう呼ばれるようになったのか、古地図とか見てみないとよくわからんですが、とりあえず手元にはありませんので、このあたりは今後の宿題にして軽くスルーということで。。

堂ヶ谷戸坂(NO.256)3
写真3

次は坂の中腹あたりまで上り、坂下方向を眺めたものです。(写真3)
かなり直線的なつくりの坂道かもですね。
高低差てきには建物3階分くらいでしょうかね。

堂ヶ谷戸坂(NO.256)4
写真4

写真3とだいたい同じ位置より坂上方向を見てみたものです。(写真4)
こうしてみるとやはり急勾配な坂道ですかね。

堂ヶ谷戸坂(NO.256)5
写真5

そんなこんなで、一気に坂上あたりまでやってきました。(写真5)
結局、坂下から坂上までカーブのない直線の坂道で、こうしてみると、やはりここは新しめの坂道なのかなあと思ってみたり。
ちなみに、この右側あたりには、かつてアルジェリア大使館があったそうですが、今はサイト見ると目黒区のほうに移転したみたいで、ないようですね。

あとは、右側の樹木と建物がなければ、ここも地形具合などにより遠景に富士山が見えるかもしれないですが、それを許容するときりがないですので、とりあえず樹木が少ないときに見える場合のみ隠れ富士見坂としてこのブログではカテゴリー分けすることにしてみますので、今回は、普通の坂道ということにしてみましたので、あしからず。

ということで、今回はこんな感じです。

地図
世田谷区岡本3-30あたり