所在地:大田区仲池上1-13あたり

ろくろう坂と呼ぶそうです。
場所はこの前とりあげた無名坂(大田区仲池上2丁目の眺望坂)の坂下の道を北に徒歩1分くらいの場所にあり、そこから北に向かって上っている坂道です。

六郎坂(NO.234)1
写真1

まずは坂下あたりの様子など。(写真1)
写真1でいえば左側の道が六郎坂です。とりあえず、正面に懐かしいというか古いつくりの家があったので、思わずそれメインで撮ってみたので、こんな具合になったわけですよ。

あとは写真にも写っていますけど、ここにもいつものように坂の碑があり、
『坂名は、江戸時代後期、この村のために尽した海老沢六郎左衛門の屋敷が坂にそってあったことに由来する。坂下の水路にかかる橋を六郎橋という。』
とありました。
なので江戸時代後期の人物の名前が坂名の由来になっていることから、この坂もけっこう昔からあったようですね。

六郎坂(NO.234)2
写真2

次は坂をすこし上り、坂上のほうを見てみたものです。(写真2)
坂道自体はいい感じで左にカーブしながら上っていっているようで、勾配具合もきつくもなく緩くもなくといった感じの道でした。
でもやっぱり坂の雰囲気が最近取り上げたこの近くにある無名坂や大尽坂(NO.233)など耕地整理によりできた坂道と比べるとなにか違う感じがしてしまうのは気のせいでしょうかね。

六郎坂(NO.234)3
写真3

あと、写真2の右側にも見えていた土むき出しの場所があったので、思わず近くによってぱちりと。(写真3)
今時の都内の閑静な住宅街に、こんな具合に忽然と土の風景が現れる感じがなんだかおもしろいなーと、意味も無く見入ってしまいましたよ。。
この土はいつの時代のものなんだろーとか・・・。(笑)

六郎坂(NO.234)4
写真4

さらに坂をのぼると道路自体も直線になり、坂上のほうも見えてきました。(写真4)

六郎坂(NO.234)5
写真5

そして、坂上までやってきたので、坂下のほうを眺めてみました。(写真5)
写真4までのものだとちょっと勾配具合がわかりにくかったかもしれないですけど、ここからだとわかりやすいんじゃないですかね。
ちなみに、あまりネタがないので(笑)、前にも登場したマピオンで高低差を調べてみると、なんと高低差は11m(坂上は海抜20m、坂下は海抜9m)もあるみたいなんですよ。
建物でいえば3階半くらいですかね。
これはちょっと驚きだったかもです。

地図
大田区仲池上1-13あたり