またもや無名坂です。
で、場所ですが、今回の坂は前にとりあげた「大田区山王3丁目の眺望階段」の坂上から北に向かう道をすこし歩くとあり、そこから北に下り、坂下には厳島神社という公園と一帯になった神社があるというこじんまりとした抜け道的な階段坂道です。


大田区山王の厳島神社へ下る階段1
写真1

まずは坂上からの様子など。
もう坂上からいかにも抜け道ですよーという匂いのぷんぷんする階段坂道でした。
また遠目に見えている街の景色というか見え具合もなんか良い感じでしたよ。


大田区山王の厳島神社へ下る階段2
写真2

すこし坂を下り、坂下のほうを見てみました。
家と家のあいだを無理やりに階段にしてみたという感じもなくはないですが、この階段の痛み具合や左側の擁壁の経年劣化具合からするとけっこうこの階段古いかもですね。
ただ、その割には階段右側の銀色の手摺がぴかぴかしていて新しい感じなのが気になるところですが。。


大田区山王の厳島神社へ下る階段3
写真3

さらに階段を下り、今度は坂上方向を眺めてみました。
このカクっと曲がる感じとか、正面の緑の無造作な管理具合とかが、けっこう良い感じで混ざってて特徴的な坂道風景つくってました。


大田区山王の厳島神社へ下る階段4
写真4

で、一気に坂下あたりまでやってきました。
ここでも手摺が、気になってしまいました。
左の立派な銀のものに対して、右側の無骨なパイプ手摺のコラボがこれまたなんともいえないというかなんというか。


大田区山王の厳島神社へ下る階段5
写真5

そして、すぐそばには、厳島神社なる神社と公園があり、実はここ、厳島神社の本堂部分が写真5のような感じで、島になっていて、そのまわりに公園があるという名前もさることながら、神社のつくり自体も一風変わったものになっていました。


大田区山王の厳島神社へ下る階段6
写真6

またその近くにはこんな案内看板もありました。
室伏高信なる方がこの近くに住んでいらしたようですね。
なので、このあたりも馬込文士村の一郭として捉えてもいいのかもしれないですね。


大田区山王の厳島神社へ下る階段7
写真7

最後は、今回の神社のまわりの池を弁天池というそうなのですが、そこでまさに甲羅干しならぬ日光浴していた亀がけっこうな数いたので思わずぱちりと。


住所
大田区山王4-21あたり