さて、前回の貴船坂(NO.225)にて本門寺公園内の話もでたところで、またちょっと寄り道です。

本門寺公園内の階段1
写真1

まずはこちら、本門寺公園内にあった案内板(をちょっと加工したもの)です。
この公園、案内板の地図だけではわかりにくいですが、地図の下にある弁天池から斜め上にむかって上る形で傾斜地になっていて、頂上のほうが池上本門寺の境内というなかなか変わった高低差のある公園になっているようで、それだけでも園内をぶらりとまわる価値がありそうでした。
ただ当日はこの案内板をみて、現在地という文字の下にある「本門寺公園由来(石板)」という表示をみて、なぜかボケをかましてしまい、現地では“本門寺公園由来(石段)”と脳内解釈して、公園由来の石段どこだー階段どこ〜という感じで探しまわってしまったわけですよ。(笑)

本門寺公園内の階段2
写真2

で、数十分まわりを歩いてみましたが、それらしき表示のある石段はなく(今思えば当たり前ですが・・・)、かわりにこの階段がもしかしたらその石段ではないかということに、これまた妄想にちかい予想をたてて写真におさめてみたというわけでなんですよ。

ただそういう前置きがあったとしても、階段だけを冷静に眺めてみると、これはこれでなかなかいい階段坂道なのかなあと。
実は手摺と階段部分の素材は同じっぽいですし、なぜか階段左側はあきらかに人の手によって丁寧に積上げられた感じの石垣(擁壁?)になってますしね。
しかも途中には大きな岩がぼんとあって、それをさけるように石垣つくられてますしね。

本門寺公園内の階段3
写真3

そして、写真2の階段下の左側には、こんな感じでかなりワイルドな石垣(擁壁?)までありました。
もうここまでくると、ここはただの公園ではないかもですね。
なので、いちおうグーグルマップの空撮でこの石垣の上あたりもみてみましたが建物らしきものはなかったです。
でも、おそらくこんな立派な石垣があるということは、昔はこの上あたりにお寺に関係する施設かなにかががあったのかもしれないですね。
(いちおう、写真1の地図にこの階段と石垣の位置を示していますのでよかったらどうぞ。)

ということで、階段風景の写真すくないので、今回もさらりととりあげるのみでしたが、とりあえずこの階段坂道も気になる無名坂として認定しておきますので、またそのうち階段上の謎の場所の再検証とあわせてちゃんと取材するときまで詳細はお待ちください(笑)。

住所
大田区池上1あたり