やっと上野界隈の坂道散歩も一段落したので、今度は昨年みちくさ学会の取材で皇居内をぶらりとした時のことを数回にわけて書いてみたいと思います。(なんだかみちくさ学会的口調になってきましたけど・・・。汗)

天守閣跡からの眺め01
写真1

まずは本丸ともいえる天守閣跡ちかくを歩いたときの写真です。
気がつけば去年の暑いさかりに訪れたときのものなので、まわりの人も半袖短パン姿の人もいますけど、まあそのあたりはご愛嬌として、写真1は現在の天守閣跡のもので、見てのとおり下部の石垣のみで建物自体はありません。
ご存知の方も多いとはおもいますけど、いちおう城の歴史を見てみると、1607年にまずは天守閣が完成し、そのあと大改修されて1638年に工事はおわり江戸幕府の権威を象徴する形で国内で最も大きな天守閣として生まれ変わったそうです。
高さは58メートル(今でいえば14、5階建てのマンションくらいの高さですかね)ほどあったそうですよ。
国内最大という言葉を信じれば、今現存しているどのお城よりも大きかったということになりますかね。
ただその権威の城も火事には弱かったらしく、19年後の1657年に大火の時に飛び火によって城の多くの部分が消失してしまったそうです。

ちなみに最近すっかり使うのを忘れていた古地図サイトも見てみましたが、やっぱりというかもちろんというべきか、このエリアだけは真っ白で鶴と亀の絵が描かれているだけでした。。

天守閣跡からの眺め02
写真2

そしてもう一枚。
写真2は石垣の上から今の東京駅のほうを眺めたものです。
現地で見たときは、手前の皇居内の手入れされた自然のきれさに、奥の高層ビルはなんて無骨で遠慮がないんだろう?なんて思ったりしたのですけど、こうして写真で見てみるとなかなかいい感じですね。(笑)

ということで、今回はさらりとこんな感じですが、(おそらく)次回から皇居内の坂道探索をいつものようにしますのでよろしくです。

地図:千代田区千代田1(←おそらくですけどね・・・)