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この前なんとなく行ってみたくなり、新宿の東京オペラシティアートギャラリーにて「F1 疾走するデザイン」なる展覧会がやっていたので、ふらりと見てきました。



新宿でF1

オペラシティアートギャラリーといえば、いつもはアート系の作品の展覧会をやっているイメージだったので、今回のようなF1に関する催しものが開かれると知ってすこしびっくりしたのですが、実際に行って見てみると、思っていたより、シンプルというか過去のF1マシンがデデ〜ンと数台並んでいて、車の説明やレーサーの話などのパネルが年代ごとに展示されていて、どちらかというと、自動車メーカーのショールームで開催されていてもおかしくない雰囲気もあったかもです。

それに加えて、見方によっては、よくテレビなんかでやっている社長宅訪問で、車のコレクションがずらりと並んでいる風にもちょっとだけ想像してしまったりもしましたが(汗)、そこは、やはり美術館ということもあり場内を歩いているとF1カーがまるで、美術品のように感じてしまう自分がいるとともに、各時代の最先端のテクノロジーのかたまりをみることで、その時代の雰囲気まで感じることができたかなあ、なんて思ったりもしました。

そして、いつものように展覧会を見ていたのですが、今回は、なんだか普段とは違う感覚で展覧会を見ている自分がいたようで、数台のF1マシンがならぶなか、やはり自分のなかで期待していたというか忘れかけていたアイルトン・セナの乗っていた赤白のマクラーレン・ホンダの車が目の前にあわられ、そして、セナがガレージからコースへと出る映像のシーンを横の映像パネルで見たときは、ほんとうに涙がでそうになりました。

僕にとってセナが活躍した10代後半というのは、地元にいてテレビを通じてしか、そのF1の雰囲気を感じれなかったわけで、ある意味一番影響を受けやすい年頃に見て(今思えば、テレビでセナ、セナと言っていたこともあり影響を受けたのかなという面はあると思いますが・・)、やはり、今、そのあこがれていた車が目の前にあるというのは、やはりどうしようもなくうれしくせつないことで、しばらくはマシンの前で足がうごかない状態でした。

そんな感じで、それ以外にも、懐かしい車から最新の車まで、いろいろ展示されていて、F1好きならだいたい知っていることばかりだったとはいえ、なかなか興味深く、落ち着いた印象の展覧会だったのですが、いちおう車の宣伝というわけではなく(はじめに、ショールームで開催されていてもおかしくないなどと書きましたが・・)、F1におけるデザインをテーマとした国際巡回展の日本展という位置づけでやっているみたいですね。

ということで、ある意味、道つながりということもあり、ひさしぶりに展覧会のことなど書いてみましたが、こういうイベントにありがちなテクノロジーの説明ばかりになったり、宣伝目的のはなやかなイベントという感じでない雰囲気でF1の説明やマシンを見れたのは以外と新鮮なことだったので、なかなかよかったですよ。

ちなみに、場内では撮影禁止だったもので、写真は上の一枚のみです。。



地図
新宿区西新宿3