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NO.96
坂名:鳥居坂
住所:東京都港区六本木

とりい坂とよぶそうで、別名で鳥井坂とも書くそうです。
場所は、以前にとりあげた暗闇坂 (NO.69) の坂下あたりの近くにあり鳥居坂の坂下あたりからは麻布十番温泉の看板や暗闇坂の坂下がみえるくらい近接しており、正確にいうと、鳥居坂下交差点より外苑東通り方面(北)へと上がる坂道です。

鳥居坂 (NO.96)0
写真1(坂上より)

もう見るからに、急坂という感じで、ここから坂下はまったく見えませんでした。(写真1)
ただ、遠景にみえる高層マンション(過去の記事に名前が書いてあったりしますが・・)が、印象深くもありますが、なんとも立派な塀や立派な木がなかなかいい味をだしている感じがしました。

鳥居坂 (NO.96)1
写真2(さらに坂上より)

すこしもどって、もうすこし坂上のほうの様子を見てみると、こんな感じで、もう、いかにもハイソな感じですが、あらためて、地図で確認してみると、このあたりには東洋英和女学院や国際文化会館、そして、一枚目の左側にもすこし見えていたシンガポール大使館などがありました。。(写真2)

鳥居坂 (NO.96)2
写真3(坂の途中より)

場所はもどり、坂道の途中の様子です。(写真3)
ここは、車の行き来も多いので、完全に車と人の通り道は分けられていました。
また、この写真では、それほど急な感じに見えていないかもしれませんが、道路の舗装(イボイボ舗装)などや、正面にみえている通りの信号などをよくみてみるとかなりな勾配具合がわかるのではないでしょうかね。。

鳥居坂 (NO.96)3
写真4(坂下より)

ここからみると、坂道の急勾配の具合に加えて、右側のものすごく高い塀というか壁とおそらくシンガポール大使館の敷地内にあるものと思われる立派な木々が、この坂の雰囲気を盛り上げているような気がしました。(写真4)

ちなみに、ここには、いつものような坂の碑があり、
『江戸時代のなかばまで、坂の東側に大名鳥居家の屋敷があった。元禄年間(一六八八〜一七〇三)ごろ開かれた道である。』
とありました。

鳥居坂 (NO.96)4
写真5(さらに坂下)

また、この坂下からさらに南側をみると、暗闇坂 (NO.69) の坂下の風景が見えていました。(写真5)

鳥居坂 (NO.96)5
写真5(国際文化会館)

あと、最後に、坂上にあったこの国際文化会館の建物なのですが、施設内の説明をみると、なんと日本を代表する建築家である、前川國男、吉村順三、坂倉準三の3人による共同設計によって完成したものらしいですよ(汗)。(写真6)

地図
港区六本木5

関連リンク:  
→ 鳥居坂【NO.96】&潮見坂【NO.97】&於多福坂【NO.98】その2/ 港区六本木&麻布 - 東京坂道さんぽ
→ 鳥居坂と六本木ミュージアム【とある街の風景328】/ 港区六本木 - 東京坂道さんぽ